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第2子である娘が誕生したのは、息子が2歳の時でした。
ママっ子で甘えん坊の息子は、娘が生まれるまで私と離れて過ごしたことはありませんでした。
その為、出産直前は「もうすぐ赤ちゃんが生まれるよ」と離れて過ごす心の準備ができるよう話しかけていました。
しかし、陣痛が始まったのが息子が寝静まってから。
私自身、想定していなかったことだったので「目を覚ますとママがいない」という状況を息子が受け入れられるだろうか…と不安になりながら病院に行ったのを覚えています。
そんな心配をよそに、息子はじぃじとばぁばの話を聞き、泣き言も言わず入院期間中過ごしてくれました。
そんな息子ももうすぐで4歳になりますが、3歳を過ぎたころからちょっとしたことで泣くようになりました。何が原因なんだろう…と振り返ると、色々と思い当たることが出てきました。
甘えたい場面がたくさんあるのに、妹にママが取られることが多く寂しい思いをしていました。そして何より、すっかりお兄ちゃんになったように感じ叱る場面が増えていたのです。
当たり前なのですが、下の子と比べるとできることも多く以前なら「子どもだから仕方ないか」と許せていたこともちゃんとするように求めるようになっていたのです。
そして、ついつい、まだまだ甘えたい年頃だということを忘れてしまっていたのです。
子ども2人の寝るタイミングが違う頃は、寝室に行きたがらない息子がひとりでリビングで待ってることもありました。もうすぐ娘が寝る!という時に「ママ!ママ!」と大きな声をあげて寝室に来た時は「ちょっと静かにしてよ!」と叱ってしまうことも…。
2人が同じタイミングで寝る時でも、下の子が私に抱きつくようにして寝る癖があったので、上の子に背中を向けることもありました。
息子に「(娘を)先に寝かせてからくっついて寝ようね〜。それまで背中にぎゅーってくっついていてね。」と言いながら娘を寝かせていると息子もいつの間にか寝てしまっていることが何度もありました。
きっと甘えたくて、寂しくて…色々と積み重なった想いが涙として現れていたんでしょう。心の中で「ごめんね」と何度も反省。
「甘えたいよね」「寂しかったよね」とギューっと抱きしめながら 謝ったこともありました。
しかし、私が2人の子どもをどう思っているのか直接ある言葉で伝え始めると、ちょっとしたことで泣くこともなくなるなど、息子に大きな変化が現れ始めました。
ある言葉とは、「大好き」「宝物」という言葉です。
寝る前に「〇〇くん、〇〇ちゃん、大好き。ママの宝物だよ。おやすみ。」と伝えます。それに対し息子は「ママ大好きー。〇〇ちゃんも大好きー。宝物~!」と言ってくれるようになりました。更にまだ言葉を多く発さない娘までもが「だいすき」と言ってくれました。
時には息子が「ママ、大好き〜。宝物〜。おやすみ、おふたりさん。」と抱きついて先に言ってくれます。さらに、寝室に行く前に寝落ちしてしまった息子が、夜中に目を覚まし「ママ大好き!」と言ってくれることもありました。笑
とても単純な事なのですが、この言葉を伝え始めてから私自身も叱ることが減るという変化が生まれました。
まとめ
嘘のような話ですが、たった2つの言葉「大好き」「宝物」と言葉に発して伝えるだけで息子の様子は大きく変わっていきました。私自身の心の変化も生まれました。
忙しい毎日でついつい忘れてしまいがちな「想いをダイレクトに伝えること」。同じように悩んでいる方はぜひこの2つの言葉を伝えてみてはいかがでしょうか。