寂しさを乗り越えた息子は立派なお兄ちゃん！

わたしは3歳の息子と9カ月の娘を育てているママです。

娘が生まれてすっかりお母さんのようにふるまっている息子のエピソードを紹介します。

妊娠中の息子の様子から現在の様子まで、一緒に成長を感じてもらえると嬉しいです。

妊娠中

里帰りもせず、手伝いに来てもらうこともせず、二人育児をこなさなくてはならなかったため、息子には日常生活の中で「ママのお腹には赤ちゃんがいるよ。もうすぐ出てくるからね」と伝えていました。

その効果もあり、外から見てもお腹の赤ちゃんが動いている様子が分かるようになってからは、毎日「早く出ておいでー。待ってるよー」と話しかけてくれたり、「ママ、お腹痛くない?」と気にしたりしてくれました。

出産のため入院中

ママと赤ちゃんが入院している間は寂しくて、毎日泣きながらテレビ電話をしてきた息子。面会のときは「ママのお腹もう大きくないから抱っこできる?」と言われたり、「一緒に帰りたい」と泣かれたり、こちらも毎回悲痛な思いをしていました。それと

同時に、これは恐れていた赤ちゃん返りがあり得るぞーとビクビクしていました。

退院後

妹がとにかく可愛い存在となり、溺愛中の息子。

「生まれてくれてありがとう。ずっと待ってたんだよ。大好きだよ。ママ、頑張って産んでくれてありがとう」と、たくさん愛の言葉を投げかけてくれます。

自分の服を捲り、妹に授乳までしてくれます(笑)。

そして現在

だんだん動き回るようになった娘と、妹の存在が当たり前に感じるようになってきた息子。

相変わらず、「ほんとにかわいい。大きくなったねえ。大好きぎゅー」と声を掛けてくれますが、自分の遊びを邪魔されたり、ママが妹のお世話を理由に遊んでくれなかったりすると、「ねえそろそろ眠いんじゃない?寝かせてきてよ」と都合のいいことを言っています(笑)。

また、離乳食を一緒に作ったり、待ちきれない娘に食べさせてあげたり、たくさんお手伝いをしてくれて助かっています。

宝物が2人になり、楽しさ爆発!

一人で毎日ワンオペ二人育児…妊娠中は不安でいっぱいでした。

しかし、いざ毎日を3人で過ごしてみるととても楽しくて笑顔が更に増えました!予測不能な行動を取る兄と、癒しをくれる妹と、適当ゆるゆるなママと、賑やかな我が家。

二人が一緒に遊んでいたり、息子が優しい口調で娘に接している姿を見ると、穏やかな気持ちになり、幸せを感じます。これから宝物が増えるママの励みや希望になったら嬉しいです。

ライター名 今川 佳奈