【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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0歳代ではお腹が空いた、おむつを替えて欲しいなど生理的欲求を満たすための泣きが中心。
そして、1歳後半辺りになると徐々におもちゃを取られて泣く、お母さんに甘えたくて泣く、といった人間らしい感情が芽生えてきます。
さらに、2歳代になるとお友達が泣いているのを見て自分も悲しい気持ちになる(共感)、お友達が遊んでいるおもちゃを見て羨ましくなる(羨望)というようなもっともっと複雑な感情が加わってきます。
このモヤモヤした感情にどう対処したら良いか分からず癇癪を起こしたり、激しいイヤイヤが始まるのがこの時期です。
そんな時は、その子が今その瞬間に抱えている感情の名前を教えてあげて対処法をアドバイスしてあげるといいでしょう。
「○○くんは今おもちゃを取られて嫌だったね。悲しかったね。そんな時は取った子を叩かずに『取らないで』って言うといいよ。きっとおもちゃを取った△△くんは○○くんのおもちゃが羨ましかったんだね。」
といった具合に気持ちを代弁してあげると、自分の感情を客観的に理解し、さらに相手にも自分とは違う感情があることに気づいていきます。
そして、2歳代は心だけではなく身体も複雑な動きを獲得していく時期でもあります。
特に手です。
しっかり歩いて走れるくらいまで足腰が発達してきた後は、今度は手や指先が器用になっていきます。
「手を使ってなんでも自分でやってみたい!」という時期なので、お箸やハサミなどの道具も使いたくなってきます。とはいえまだ上手に使えないと癇癪を起こしお母さんたちを困らせることもあるでしょう。
2歳児さんの指先は、大人が手袋をはめたような感覚をイメージしていただけたらわかりやすいかと思います。ぜひお家で手袋をはめて折り紙を折ってみてください。
きっと思うように指先が動かせずに癇癪を起こしたくなる2歳児さんの気持ちがわかると思います。
《2歳児へのおもちゃ選びのポイント》
まだまだ活発に運動して遊びたい時期です。
歩いたり走ったり登ったりが楽しい運動遊びなので、外で元気に遊ぶのを手伝ってくれるボールや乗り物のおもちゃなんかがあるといいですね。
子どもだけじゃなく、外遊びに付き合うお母さんやお父さんのストレスが軽減されるアイテムもあるといいでしょう。
例えば大事なお洋服をお砂場で汚されたくない。そのためにお砂場専用のスモックを準備するなど、「それはやめて!」と止めるよりも、「もっとやってもいいよ!」と言えるような工夫やおもちゃを探すといいと思います。
指先も少しずつ器用になってくる時期です。
手を使った遊びができるおもちゃがおすすめです。
とはいえ、難しすぎるとそっぽ向かれますし簡単すぎても興味を示してくれません。
まずは我が子が今どんな風に手を使いたがっているのかよく観察しましょう。鍵穴に鍵を差したがる、隙間に何かを入れたがるような子なら型はめパズルのおもちゃ。
お箸を持ちたいけどなかなか上手にできないならまずは洗濯バサミのように親指、人差し指、中指の3本の指を使って操作するおもちゃを渡してあげるといいですよ。
~まとめのポイント~
・元気に外遊びをサポートしてくれるおもちゃ
・難しすぎず簡単すぎず、ちょっとがんばればできそうな手を使うおもちゃ
・そのためにはまずは子どもが今どんな風に手を使いたがっているのかをよく観察する