【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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エデュテでも大人気の「積み木」。
白木の積み木、色付きの積み木。どっちがいいの??
今日は『VOILA(ボイラ)』のおもちゃ「ベーシックスキルビルダーズ」についてご紹介!
このおもちゃをおもちゃコンサルタントの「たむらあゆみ先生」が徹底解説!!
全部で39ピースの積み木に収納袋が付いたセット内容になっています。
約半分のピースは、タイの老舗木製玩具メーカー『VOILA(ボイラ)』の特徴である鮮やかなビビットカラーで綺麗に塗装されています。
残りの半分のピースは白木のままなので、『カラーの積み木と白木の積み木、どちらを購入するのがいいのかな?』と迷っている方にはどちらも入っているのでおすすめです。
もちろん塗料は、日本の食品衛生法に準じた安全なものをしようしているので万が一子どもがなめてしまっても安心です。
ひとつひとつのピースも丁寧に面取り加工されているので、木の優しいぬくもりを感じられる触り心地です。
積み木選びで重要なポイントは、『基尺(きじゃく)』です。基本となる一辺の長さが何cmなのか、によって遊びやすい月齢などが変わってきます。
この基尺がキチンと定まっていないと上手く積むことができなかったり、思い描く通りの作品が作れなかったりするのです。
積み木の基尺は、主に、2.5cm、3.3cm、4cm、5cmとあります。
各メーカーによって基尺は変わってきますが、このボイラの積み木の基尺は5cmです。
5cmという基尺は、小さい子にも持ちやすく積みやすい大きさなので1~3歳くらいの子が扱う初めての積み木におすすめのサイズです。
他にもビー玉を転がす積み木で有名な『キュボロ』の立方体や、ネフ社の積み木『リグノ』なども同じ5cm基尺なので、このボイラの積み木と組み合わせて遊ぶこともできます。
いずれ大きくなれば、2.5cm基尺の積み木も買い足せばより創造的な組み立てを楽しむこともできます。
【遊び方】
●並べる●
積み木を積み上げる一歩前の発達段階に『同じ形のモノを並べる』という遊びをする子がいます。
横一列にぴったり綺麗に同じ形の積み木を並べたり、向きを揃えて並べたりして遊びます。少しでもズレると怒る子もいます。
これは、『自分の中で決めたルールを貫き通したい!』という自我が芽生え始める1歳半ごろに見られる遊びです。『こうすればこうなるだろう』と予想して、実践して、予想通りの結果になることで達成感を味わい自信を付けていくのです。
●積み上げる●
積み木を積み上げる遊びは、形の認識、バランス感覚、想像力など様々な力を育ててくれます。
ひとつ積み上げるごとに1mmズレていたとしたら、10個積み上げた時には一番下の積み木と1cmもズレてしまうことになります。
そうなると倒れやすくなり高く積むことができません。この少しのズレをなくすように、子どもたちは真剣に集中して積み上げようとします。
2歳のお誕生日に自分の身長と同じ高さの積み木が積めるようになればバンザイしてあげてください。
●何かを作る●
積み上げる基本ができる子は、何かを創造的に作り上げることができるようになります。
組み立てなくても、アーチ状の積み木を車や電車に見立てて遊ぶことも立派な想像力です。
シンプルな形だからこそ様々な見立て遊びができるところも積み木の魅力です。
このボイラの『ベーシックスキルビルダーズ』は、窓や顔の描かれたパーツがあります。積み木で何を作ればいいのかなかなか思いつかない子どもや大人には、この少しのヒントがあるところがありがたいですね。
取り扱い説明書には、親切な組み立て例も載せてあります。パッケージの箱にも作ってみたくなる作品の写真が載せてあるのでそれも参考にするといいですよ。
おもちゃコンサルタント
たむら あゆみ