子どもの心も身体も喜ぶパンを選ぼう

赤ちゃんから大人まで親しまれるパン。朝ごはんやランチでも口にする機会は多いですよね。実は身体にはあまり良くない材料が含まれているパンもあるため、選ぶ際は注意が必要です。特に、消化器官が未熟で急成長している3歳までは、何を避けたら良いのかしっかりママが把握することが大事です。日頃から、パンの袋の裏の材料名をチェックする習慣をつけましょう。できるだけ身体に良いパンを意識してくださいね。今回は、注意すべき点を3つご紹介します。

〈イーストフード・乳化剤〉不使用を選ぶ

近年、こちらの添加物が不使用の表記もよく見かけますが、まだ含まれるパンも多くあるのが現状です。イーストフードは化学的な酵母、乳化剤は保水性を保たせるために必要な添加物ですが、大量生産の場合に使われていることが多く、自宅で作る際は必要のない物質です。よって、摂らない方が良いとされるものなので、不使用に越したことはありません。イーストフードの使用は、禁止している国もあるほど。よく見極めて、選びましょうね。

小麦粉は〈国産〉を選ぶ

実は、国産より輸入小麦の生産の方が多い日本。輸入小麦は、輸入される際に多くの殺虫剤や防腐剤を使用されて日本へ渡っている可能性もあります。輸入小麦より、国産の小麦を生産している人を応援する意味でも、ぜひ国産を選びましょう。パン屋さんによっては、〈〇〇県産の小麦粉使用〉などの表記があるため、100%輸入小麦よりは、少しでも国産の小麦を使用されているパンを選択してくださいね。また、商品の値段と安全性は比例するため、もし分からなければ少し高めのパンや、米粉を使用したパンなどを選択しましょう。

乳幼児期に〈菓子パン〉は避ける

子どもが好きそうな甘いパンは、成長期の時期には特に体内でミネラルを排出させやすいため、せっかく栄養をきちんと摂取しても流れてしまい、勿体のないこと。白砂糖が大量に使われているため、将来大人になっても病気のリスクが高くなります。ミネラルの中でも、特にカルシウムと鉄分は、積極的に摂りたい栄養素。菓子パンによって栄養の吸収が阻害されてしまうことは避けましょう。

パン選びは裏の表記がカギ

ご自宅にストックしているパンや、普段よく購入するパン屋さんでぜひチェックしてみてくださいね。特に表記がない場合は、お店のホームページに詳細が表示されてる場合があります。また、材料名は多い順に表記されているため、白砂糖がどの位置に書かれているのかも確認してくださいね。