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子どもが大好きなの「大工さん遊びのおもちゃ」。
トントン叩いたり、ひっぱったり・・・楽しいおもちゃですね♪
今日は大工さん遊びのおもちゃ「アクティブ消防車」についてご紹介!
このおもちゃをおもちゃコンサルタントの「たむらあゆみ先生」が徹底解説!!
お部屋に置いておくとパッと目を引く鮮やかな赤色の消防車がかっこいいです。
これだけで、消防士さんごっこ、型はめ遊び、大工さんごっこ、プルトイ、と1台4役もの遊びが楽しめます。
消防士さんごっこや大工さんごっこは、もちろん女の子も好きな子はいますが、やっぱりは断然男の子の方が食いつきはいいです。握る、ねじる、ひねる、叩く、回す・・・とにかくたくさん手を使う要素が盛り込まれているので、指先トレーニングには最高のおもちゃです。引っ張って歩くことも子どもは大好きなので、プルトイになっているところも嬉しいですね。
タイヤには黒いゴムが付いているので、床を傷つけにくくなっています。
小さな子どもが扱いやすい大きさになるように設計さています。全てのパーツは消防車の荷台部分に収納することができるのもありがたいポイントです。
【遊び方】
●大工さんごっこ●
子どもはお母さんやお父さんが使っている道具に興味津々です。
「同じようにぼくも使ってみたい!」と言っても、なかなか本物を渡すのには勇気がいりますね。
このおもちゃなら安心安全な素材で作られたトンカチ、六角レンチ、マイナスドライバーがあります。子どもの小さな手にも持ちやすい太さと長さになっています。
道具の使い方がわからない場合はゆっくりとやってみせてあげましょう。叩くのが好きな子はトンカチでS字ペグを叩くのが楽しいです。しっかりめに穴に刺さる太さになっているので、本当に釘を打っているような気分になります。
その分一度刺したペグは簡単には取れないかもしれません。トンカチの釘抜きの方を使ってテコの原理で引き抜く作業もなかなか他のおもちゃでは経験できない手の使い方をします。
ボルトにナットをはめる遊びは、掴む、ねじる、ひねる、回す・・・と様々な手の使い方を必要とします。
『手は第二の脳』と言われるように、たくさん手を動かせばその分、脳の理性を司る前頭前野が活発に刺激されるので、この大工さんごっこは脳の発達にもとても良い遊びです。
●消防士さんごっこ●
消防士さんになりきって大工道具で消防車を整備してみましょう。
「ネジは緩んでいませんか?」「道具は全部揃っていますか?」と会話を楽しみながらごっこ遊びを繰り広げていきます。標識のパーツも組み立ててお部屋に街を作るといいですね。
準備が整ったら消防車の出動です!
●プルトイとして●
「くまさんのお家で火事が発生しました!ただちに出動してください。」と消防士さんごっこが展開していきます。
消防車の全面に繋がった紐を引っ張って火事の現場まで出動しましょう。
標識のパーツを等間隔に並べて、その間をS字に消防車が通るようにしてみると、標識にぶつからないように距離やスピードを調整する工夫が見られるかもしれません。
引っ張って後ろから付いてくるのは、自分の身体ひとつで動くのとはまた違った注意が必要となってきますね。大人で言うところの掃除機をかけているような感覚です。
自分の身体から離れたものにまで気を配る注意力も身につきます。
●型はめでお片づけ●
楽しく遊んだ最後は、消防車に開いている穴と同じ形のパーツを探して型はめをしながらお片づけ!ペグやドライバーなど道具も全て荷台に収納できるのでお片づけも楽しみながらコンパクトにまとめることができます。
消防車専用の駐車スペースを作ってあげると最後の車庫入れまで遊びながらお片づけができますね。
おもちゃコンサルタント
たむら あゆみ