【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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日々増えていく子どもの工作。
皆さんはどのように管理していますか?
我が家では、子どもが作った作品を自由に飾って良いスペースを設けています。
ある日、息子が、折り紙でたくさんのハートを作りました。
しかし、飾り棚はすでに色々な作品であふれ返っていたため、「おしまいにしていいのはある?」「まだ飾っておきたいやつはどれ?」など声をかけ、一緒に整理をすることにしました。
何の躊躇もなく捨てたものは?
私がゴミ袋持ってくると、息子は、迷わず2つの作品を捨ててしまい、私はかなり驚きました。
①2ヶ月間ほぼ毎日愛でていたカボチャ
工作番組で作り方を見て以来、黄色のビニール袋が手に入ったら作りたい!とずっと言い続け、完成した時には大興奮した作品です。
ある時はリュックに入れて外へ持っていき、またある時は大事に抱えて布団へ。
昨日まで、かぼちゃ♪かぼちゃ♪と毎日のように抱えていたはずが、あっけなくサヨナラしてしまい、私の方が急に寂しくなってしまいました。
②数分前に作ったばかりのメロンソーダ
兄が作っている横で一生懸命まねして作り、完成後は、家族中に飲ませてくれた出来立てホヤホヤの作品です。
アイスとさくらんぼのバランスにこだわり、見栄えを意識して飾ったばかりでしたが、これも、手に取った瞬間、なんの迷いもなくポイと袋に放り込んでしまいました。
飾り棚に並んでいる作品の中で、この2つは特にクオリティーが高く、本人にも思い入れがあると思っていたので、私は思わず「もったいない!」と言いたくなりました。
3才の子どもにも何かしらの判断基準がある
「もったいない」の言葉を何とか飲み込んだ私ですが、よくよく話を聞いてみると、残すと決めたものには「幼稚園の先生が作ってくれたから」「頑張って作ったやつだから」など、きちんと理由があることが分かりました。
3才の子どもでも、自分なりの価値観や判断基準をしっかり持っていたのです。
この出来事を振り返って、私は、「〇〇しなさい」「〇〇は違うよ」など、自分が正しいと思ったことを子どもに押し付けている場面が多かったかもしれないと反省しています。
まだ幼いために、善悪の判断がつかないことや、自分の気持ちをうまく言葉で表現できない場面は多いかもしれませんが、子どもも立派な1人の人間であることを忘れずに接していかなければいけないと、改めて気付かされました。
次の作品を楽しみに
今回の作品整理は、私にとっては少々寂しいお別れとなったわけですが、私の記憶にはしっかりと刻まれました。
新たに加わったハートたちを眺めていると、小さい手でよく作ったなぁと微笑ましい気持ちになり、さっそく愛着が湧いています。次の作品も待ち遠しいです。
ライター凛