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カルシウムが豊富で、子どもから大人まで親しまれる牛乳。毎日飲んでる子も多いですよね。
また、あまり飲まないというご家庭でも、料理にも幅広く使われているので、意外と摂取している機会も多いと思います。
しかし、量によっては貧血のリスクも発生してしまうことはご存知でしょうか?人気な牛乳ですが、意外と知られていないリスクと上手な摂り方について、詳しく紹介します。
なぜ貧血のリスクが高まるの?
骨を強くすると言われるカルシウムですが、摂りすぎることでデメリットも。
カルシウムを過剰に摂取してしまうと、体内で鉄分の吸収が阻害され、鉄分不足になってしまいます。
よって、貧血のリスクが高まる原因に。子どもにとって、鉄分は発育に必要な栄養なので、阻害されないようにしっかり補う必要があります。
なるべく不足しないためにも、牛乳の量に注意しましょう。適量は、1日200㎖まで。お家で大きな牛乳パックがストックされていると、量をきちんと測ることは難しいですよね。
コップ2杯分ぐらいを目安量として、こまめに与えましょう。
2歳以降は飲み方に注意が必要
牛乳に含まれる乳糖ですが、2歳を過ぎると体内で分解する酵素が減っていきます。
乳糖を分解しきれない症状を「乳糖不耐症」と言います。原因は、乳糖を腸内で消化しきれず、お腹がゴロゴロして下痢が続いたり、腸内環境が悪化して栄養の吸収が阻害されてしまうため、注意が必要です。
他の乳製品やフォローアップミルクにも乳糖は含まれます。
牛乳の飲み過ぎだけでなく、乳製品の摂りすぎにも影響が出るため、与えすぎには気をつけましょう。
牛乳の上手な摂り方とは
一度に沢山摂取するのではなく、こまめに摂ることが重要です。
こまめに摂ることで、カルシウムの吸収率も上がります。鉄分を不足させることもないので、量をきちんと意識してくださいね。
あとは、牛乳を温めて与えることで乳糖が分解されやすくなるメリットも。体内も温まるので、おすすめです。お腹の調子が悪いと思ったら、まずは乳製品の与える量を気をつけること。
体調がなかなか優れない場合は、お医者さんに診てもらいましょう。
体調と向き合いながら牛乳を摂取する
牛乳にはメリットとデメリットがありますが、デメリットばかりに気を取られてしまうとなかなか与えづらくなってしまいますよね。
子どもの体調を観察しながら、牛乳をこまめに与えましょう。また、腸内環境に良いヨーグルトとバランス良く与えることもおすすめ。
幅広い世代に愛される牛乳、上手に付き合いましょうね。