【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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男の子に人気のおもちゃ「ソート&カウントシティ」
車のモチーフがかわいい2歳頃にぴったりな知育玩具です。
このおもちゃをおもちゃコンサルタントの「たむらあゆみ先生」が徹底解説!!
棒通し、ひも通し、ごっこ遊び、数遊び、これ1つで4つの遊びが楽しめるおもちゃです。
棒通しやひも通しで、指先トレーニングや手と目の協応力がつき、ごっこ遊びでは想像力や社会性が育ち、数あそびでは、数の概念、量の概念、分類する力などが養われます。
自動車の積み木についたタイヤはゴム製でスムーズに回るので、乗り物好きな子は一番にこの積み木を選んで転がして遊びます。
乗り物や数の概念は、男の子が興味を持ってくれやすいので、男の子の1歳や2歳のお誕生日プレゼントなどにおすすめです。
コンパクトなサイズ感でインテリアとして置いておいてもかわいいです。
お値段も3,000円台とお財布に優しいところもおすすめポイントですね。
【遊び方】
●棒通し●
2歳ごろになると、鍵穴に鍵をさしたい、排水溝の隙間に小石を落としてみたい、小さな穴に何かを入れてみたい・・・そんな欲求が増してくる頃です。
そうなれば棒通し遊びの出番です。
ソート&カウントシティは土台と棒が簡単に取り外しできるので、土台に棒をさした状態で積み木を通してもいいですし、棒を外して手に持って積み木を通してもいいのです。
子どものやりやすい方を見つけてあげましょう。
片手で棒を持ち、もう片方の手で積み木を握り、小さな穴を狙って棒に通す動きは、自然と手指の器用さや集中力を育てます。
●ひも通し●
棒通しができたらひも通しにも挑戦してみましょう。
ひもの先端に棒が付いているので、棒の方から通せばやりやすいですね。棒ではなく、ひもの方から通せば難易度もアップします。
おもちゃの安全基準上、子どもの首に巻きつかないようにひもは短くされています。大人がそばで見守っていることを条件に、もう少し長いひもで挑戦させてあげることもおすすめします。不安定に揺れるひもをコントロールして穴に通す手先の動きは、いずれ針と糸を使って裁縫する力へと繋がっていきます。
●ごっこ遊び●
積み木を並べて街を作って遊びましょう。乗り物好きな子には人気の遊び方です。
自動車のタイヤはゴム製でスムーズに動くようになっています。
土台の板を使って坂道を作ることもできます。「坂道から自動車を転がしてどれくらい遠くまで行くかな?」と対決してみるのもおもしろいですね。
●数遊び●
2歳ごろになると「イチ、ニ、サン・・・」と数を唱えられるようになってきます。
でもまだ最初は、「ゴ、ナナ、サン・・・」というようにバラバラに唱えることもあります。
これは、『《数》というなんだか面白いものがある。』というまだまだぼんやりとした概念の状態で、まだ『1個』『2個』という『集合体としての数』の認識にはいたっていません。
でも、数を唱えることができるということは数に興味を持ち始めた証拠なので、タイミングを見計らって数の概念を深めてみる遊びをおすすめします。
このソート&カウントシティでは、積み木を棒に通しながら数の集合体を学ぶことができます。電車1個と木が4個で同じ高さになることに気づくと、同じ『1』という数字でも大きさの違いや高さの違いがあることに気づくことができます。
数の集合体を理解することは、『多い少ない』という量の概念にも繋がります。
このソート&カウントシティのそれぞれの積み木には、『1,2,3,4,5』と数字も印字されています。
棒にさしながら数字を目で見て確認し声に出してカウントすることで、視覚、聴覚、触覚を使って数の概念を理解していきます。