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離乳食、幼児食では、口腔の発達や咀嚼力、食習慣を学ぶほかにも、「味覚」をきちんと育てることも大事な発達過程のひとつです。
味覚をしっかり育むことで、将来の病気リスクが防げるほかに、炎症やアレルギーの予防にもつながります
。また、脳にも大きく関わるため、集中力、記憶力にも影響します。
味覚を育てるには、食材の味を感じ、美味しく食べられるようになること。
その為には、日頃から調味料に気をつけることが大切です。今回は、味覚を育てるための工夫をご紹介します。
旨味をフル活用する
旨味をこの時期にしっかり覚えさせることで、子どもが大人になってからも旨味を感じる食事を好む傾向に。
旨味は、だしの味とされる鰹節や昆布、魚類や肉類などがあります。
また、鰹節と昆布の旨味同士を組み合わせることにより、更に旨味が増すため、料理の味付けを少なめにできるのでおすすめです。
きちんと旨味を日頃から取り入れるためには、和食は最高の食事。
将来に続く味覚の土台はこの頃から左右されるため、積極的に和食を与えましょう。
甘味は最小限に控える
一番付き合い方が難しいのが、甘味。
お米などから感じるブドウ糖の甘味は良いですが、離乳食から砂糖のように強い甘味を覚えてしまうと、どんどん甘味を欲するようになってしまいます。
赤ちゃんの頃から甘さは敏感に感じやすいため、砂糖の使用はなるべく控えた方が良いとされます。
市販のおやつ意外にも、ベビーフードまで砂糖が多く含まれる商品もあるため、裏の原材料名を意識して見るようにしてくださいね。
外食時は次の食事を意識する
外食やお惣菜からの取り分けが可能になると、どうしても子どもにとっては味が濃く、塩分や砂糖を摂りすぎてしまう可能性があります。
ただ、せっかくの外食ですし、リラックスして楽しいひと時を過ごしたいですよね。
そういう時はあまり深く考えず、次の食事の味付けを気をつけるよう意識してカバーすれば大丈夫です。
例えば、素材の味を隠すようなケチャップ、マヨネーズなどは控え、シンプルな味付けで調理すると食材の味を活かせます。
また、しっかり噛むことで味わえるため、噛む力もついて一石二鳥です。
味覚を身につけて丈夫な身体に育てよう
薄い味に慣れさせ、食材の味を覚えることで、子どもにとっては大きなメリットにつながります。薄い味は食べない子には、少しずつ味を薄くして与えてみましょう。
味覚は経験が大事です。沢山いろんな食材を与え、大人になっても病気にかかりにくい土台作りをサポートしてあげてくださいね。