【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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“魔の2歳児”
“悪魔の3歳児”
“天使の4歳児”
とはよく言ったものです。
みなさんは、イヤイヤ期の子どもと、どのように付き合っていますか?
うちは特にこだわりが強く、私は常にイライラしっぱなし。ついついヒステリックになってしまっていました。
かわいいはずなのに…
子どもをお腹に宿したとき、幸福感に満たされ、産まれてからは思わず食べちゃいたいと思うくらいかわいい我が子。
ママの願いは、元気に産まれてきてくれること、元気に育ってくれること、ただただそれだけでした。心の底からそう思っていました。
そして、そう思っていることに変わりはないのですが、やってくるのがイヤイヤ期。
ママの心のキャパがオーバーしてしまう!!なんてこともありますよね。
うちの息子は服へのこだわりが強く(といってもファッション的おしゃれ感覚ではなく)服は一にも二にも着心地が命っ!デザインはスルー。
ジャストフィットして、かつ伸縮性のあるものがいいらしく、服選びにはいつも苦労していました。
2、3才の頃は、こんなにこだわり強くて大丈夫?と、心配になるほどでしたが、5歳になった今、そのこだわりは大分落ち着いてきました。
ただ、ここに至るまでには母子の悪戦苦闘があったのでした。
ちっちゃな頃から悪ガキで~
2歳でスティーブジョブズと呼ばれたよ~♫
息子は感覚が過敏なところがあり、靴下の先が少しでもよれていたらダメだったり、ジーパンとか堅い服が嫌だったり、長ズボンや長袖もジャストフィットしていないと嫌がるので、冬でも半袖半ズボンだったりしました。
あこがれの“おやこコーデ“や“おしゃれ”とは無縁で、ママとしては残念でしかたありませんでした。
時にその細かすぎるこだわりについて行けないことも。
ママだって忙しいし、服だってその日着たものを夜のうちに洗濯して乾かして次の日も着るように毎日準備するのはあまりにも大変…
靴下をはいてくれないと、夏場は蒸れて臭くなる…など、付き合いきれなくてママの不満が爆発してしまうこともしばしば。
でも、どうしてこの子はこんなに嫌がるのかなぁ?どんな感覚が嫌なのかなぁ?と、少しずつ寄り添って考えてみると、ある共通点があることに気がついたのでした。
それは、やわらかい素材で、包みこんでくれるような感触のものが好きということ。
まだまだ、甘えん坊で、幼い2歳や3歳のころ。
無意識に安心できるものを求めていたのかもしれません。そう思うと涙が出てきました。
よし、じゃあ息子のこだわりにとことん付き合おうと思えるようになりました。
ちょっとした工夫で乗り切れることもあります!
幼い子どもは脳が未熟で、使い方にムラがあるため感覚が過敏になることがあります。
体の成長とともに脳も成長し、上手に使えるようになるため、過敏さがやわらぐこともあります。息子も最近大分変わってきました。天使の5才ちゃんです☆
だから、無理をせず、イヤイヤ期の間は、不安を取り除いてあげるようにするのがGood!
こだわりにとことん付き合ってあげる。
そう、かの有名なスティーブジョブズのように、同じ服を何枚もストックするのです!
大丈夫なところから幅を広げていくと、いつの間にかできるようになるものです。
【工夫】
① 気に入った服や靴下は2着以上まとめ買い
② 毎日洗濯してボロボロになるまで着る(人の目は気にしない)
③ 思い切って、着ない服は捨てる!(誰かにあげる)
④ 靴下は少し小さめを買う(ジャストフィットします)
⑤ 好きなキャラクターや動物のもので気持ちを上げる⤴⤴
⑥ おしゃれは一旦あきらめる
まとめ
『“発達”とは包みを開くこと。』という言葉を聞いたことがあります。
花がつぼみのとき、無理やりこちらから開くと、枯れてしまいます。
子どもの成長も同じで、自らできるようになることが大事なんです。それまで見守るのが大人の役目。
大丈夫。ゆっくり、でも確実に前に進んでいるから。大丈夫。
ライター 青木弘子