【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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3歳になったら自分で考えて作るおもちゃがおすすめ。
「マザベル」は組み替え迷路のおもちゃ。ロングセラーで大人気の知育おもちゃです。
このおもちゃをおもちゃコンサルタントの「たむらあゆみ先生」が徹底解説!!
とにかくこれ1つのおもちゃでイメージする想像力と作り上げていく創造力が無限に広がります。
1人でじっくりと考え集中する遊び方も、複数人で対戦しながら楽しむ遊び方も両方の要素が詰まっています。
まだ年齢の小さい子は、まずはシンプルに積み木として遊んでみましょう。
何度も触れることでひとつひとつのパーツに凹みがあること、緑のパーツには共通点があることなどに気づいてくると、「これとこれをを繋げてみたらどうなるんだろう?」と次の好奇心へと自然と導いてくれます。
木枠があるのもポイントです。
ある程度の枠があった方が人はその中にぴったりと収めたい!と考えるので、そのためにはどうすれば綺麗に収るのか考えやすくなります。
迷路遊び
凹みを利用して木枠の中で迷路のコースを作ってみましょう。
左から右へ、斜め左から斜め上へなどスタートとゴールを最初に設定しその間をどのように繋げれば1つのコースができるのかを集中して考える時間になります。
コースができあがったら木枠の裏にスタンドを設置し、思った通りに転がるか試してみましょう。
予想外のところで止まったり、木枠から落ちてしまったりの失敗もまた考える力を生み出してくれます。
今度は出来上がったコースからスタンドを外し、手に持ってスタートからゴールまで転がしてみます。ほんの少し傾けただけでコロコロと転がってしまうので微妙な手の傾きを調整しなければいけません。
玉の動きを目で見て「あ!思った以上に転がるな。もう少しゆっくり動かさなきゃ。」と頭で考え、さらにそれを手や腕の筋肉に伝えて調整する。『手と目の供応』が重要となってくるポイントです。
木枠の中に2つのコースを作って同時に2つの玉を転がすと難易度もアップします。
あえて落ちやすいコースを作って難易度を上げたり、小さな子には難易度を下げてコースを作ってあげたりと作り方はまさに無限大です。
平面のすごろく遊び
凹みのあるパーツの裏には凹みと同じ平面の線が書かれています。
この線を利用して道路を繋げていけば、乗り物好きな子はその上を車のパーツや自分のお気に入りの乗り物などを走らせて遊ぶことも楽しいでしょう。
付属品にサイコロも付いているのですごろく遊びもできます。
紙に9×4のマスを書いてそれぞれのマスの中に『3つ進む』、『2つ戻る』、『ものまね』などのお題を書いて木枠の中に隠す。その上にすごろくコースを作って止まったところのお題をクリアしていくという風に遊んでみるのも盛り上がりそうですね。
立体迷路
年齢が上がってくるともっと複雑な立体の迷路にも挑戦してみましょう。
2つの木のパーツを組み合わせてトンネルを作ることもできるので、どのように玉が転がるのか、直接目には見えないトンネルの中も想像する力が必要となっていきます。
難しい分、上手く迷路ができあがったときには達成感を味わうことができますよ。