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子どもが「もったいない」と思う気持ちは、いつから芽生えるのでしょうか?
子どもなりの言葉の解釈が、大人にとってはおもしろい。
おしゃべりをするようになると、そんな事がチラホラでてきますよね。
3歳の息子が最近よく使うようになったワードで、その使用場面がなんとも可愛らしく、子どもの感性って素敵だな、と思うことがあったのでここに記させていただきます。
息子の好きな色
息子は赤が好きです。
3歳を過ぎ、色々なものを自分で選ぶようになると、だいたい選ぶ物の色は「赤」でした。
おかげで、我が家にはやたらと赤い車のおもちゃがあったり、最近購入したトランポリンも赤一択で譲りませんでした。
もったいないから座っちゃダメ!
そんな息子と出掛けた先のアウトドアショップで、試しにベンチに座ろうと思った時、私がなんとなく赤いベンチに座ろうとすると、「もったいないからダメ!」と言うではありませんか!
『え?減らないものでもそう感じるの!?』と思いつつも、ストップが入ってしまったので、違う色のベンチに移動して腰を下ろしました。
もったいないから使わない!
息子とクレヨンや絵の具で絵を描いていると、一色だけ手を付けない色が…。
そう、赤です。もったいないそうです(笑)
確かに使うと減るものだから、そう感じるのも納得は出来ますね。
加えて、『赤がもったいない』と感じる前に、幼稚園で使っている赤いクレヨンが半分に折れてしまったようで、クレヨンに対しての貴重品レベルがグンと上がったのだろうと思われます。
「クレヨンや絵の具は使って無くなったら新しく買えるから大丈夫だよ。」と声をかけましたが、頑なに使いません。そんなわけで、息子の描いた絵はいつの日からかパタッと赤が消えています…。
息子の「もったいない!」
これらの事を経験し、「もったいない」を振り返ってみました。
私が「もったいない」と表現するときは、たいてい食べ物を残そうとしていたり、物を大切に使っていなかったりと、しつけの場面で使うことが多いです。
一方、息子は、大切なもの・大好きなものを大事にするという意味で使っていることに気付きました。
子どもらしく、かわいいなと思い、こんな風に思えるって素敵だなと感じた出来事でした。
赤が突然「もったいない」に殿堂入りしたように、いつのまにかその対象が違うものになるのかもしれませんが、これからも自分の大切なもの・大好きなものを大事にできる人であって欲しいと思います。
ライター タナカ メグミ