【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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現在、世界中で新型コロナウィルスが流行していますが、我が家では、2人の息子がRSウィルス感染症のために、同時に入院したことがありました。
長男が1歳10ヵ月の時、真夜中に突然39.2℃の発熱。まだ生後2ヵ月だった次男も、翌朝、急に39℃超の熱が出ました。
あわてて近所のかかりつけ医へ行きましたが、開口一番、「小児科の世界では生後3ヵ月未満で39℃以上の熱が出たら即入院です」と言われ、急いで総合病院へ。
検査の結果、長男はRSウィルス陽性、次男は陰性でしたが、かかりつけ医の言葉通り、乳児の高熱は危険ということで、結局2人とも入院との診断。
点滴の針を刺すため、親は廊下で待機するように言われました。
泣き声が廊下まで聞こえ、パパとママから離され、治療の意味もわからず、痛い思いをしている子どもたちの姿を想像すると、涙が出そうでした。
また、長男は肺炎の検査のため、レントゲンを撮りました。
この時、体重15㎏の巨体だった長男は、小児用の頭を固定するレントゲン台に頭が入らず、ネット包帯で体をぐるぐる巻きにして固定されるという怖い思いもしました。
ひととおり検査を終えて、長男は隔離病室、次男は一般病室へ入院。
次男には授乳があるため、私が付き添い、長男にはパパが付き添うことになりました。
隔離病室では医療用ガウンを着用しなければならないため、パパと長男に用がある時は、いちいち使い捨ての医療用ガウンを着て入室し、次男の病室へ戻る時は、感染防止のため、医療用ガウンを脱いで廃棄してから戻らなければならず、とても不便だったのを覚えています。
まだ事態がわからず、動きも活発でない次男は、空調が整った病室で快適そうに過ごしていました。
しかし、長男は動きたい盛り。点滴につながれた上に、落下防止用の高い柵に囲まれた小児用のベッドに閉じ込められ、とても不自由だったようです。
しかも、感染症のため、小児病棟にある大きなキッズルームも利用できませんでした。
また、食いしん坊の長男は、小児用食事の量も不満そうでした。病院では食事が管理されているため、パパがボーロをあげていたら看護師さんに注意されたそうです。
そんな中、長男は次第にグズりはじめ、運動不足のため夜もよく眠れないようでしたが、入院中の限られた生活の中では何の打開策も思いつかず、私もパパも困り果てていました。
ところが、意外な場所から救世主が登場!病室備え付けのDVDデッキの中に、前の入院患者の忘れ物らしき『ノンタン』のDVDが見つかったのです。
再生した途端、長男に笑顔が戻り、それから退院するまでは、1枚のDVDを繰り返し見て、回診中もテレビから目を離さないほどでした。
あの感動が忘れられないのか、長男はノンタンが今でも大好きです。
幸いなことに、入院2日目に長男、3日目に次男の熱が下がり、短期間で退院することができました。
子どもは医療費が無料なので、入院の費用は食事代だけ。
食事代も、自治体に申請したら支給されたので、実質無料でした。
とは言っても、子どもの入院では、移動にタクシーを使うことが多かったり、親は外食せざるを得なかったりと出費が嵩みました。
しかも、不自由な入院生活は親子共にストレスがたまります。
感染症には気をつけたいですね。
【必ず必要な物】
・母子手帳
・保険証
・こども医療証
・お薬手帳
・お金
保険証や母子手帳は必ず持っていきましょう。
お金も必要ですが、最後の会計はカードで支払える病院もあります。
ジュースやお茶、コンビニに行くためにお札よりも小銭の方が活躍するかもしれません。
小銭をいくらか用意しておくと良いですね。
【ママ用】
・着替え
・マスク
・タオル
・歯磨きセット
・メガネやコンタクト用品
・洗顔
・化粧水
・ボールペン
赤ちゃんの入院の付き添いとなると、なかなか家にも帰れないことが多い。
一通りの衛生用品は用意しておいたほうが良さそうです。
コンタクトやめがね、歯ブラシ、着替えなど最低限のものは揃えておくと良いですね。
【携帯関連】
・充電器
・イヤホン
・モバイルwi-fi
子供が寝た後など、ほっと一息つくとき、情報収集などに便利なネット。
契約プランによっては使い切ってしまって速度制限になってしまうことも。
ポケットWi-Fiをレンタルできれば、かなり快適に過ごすことが出来ます。
入院日数が決まったらレンタル期間を確認し、レンタルするのもおすすめです。
【子どものもの】
・オムツ
・着替え
・スタイ
・ウェットシート
・ミルク
・その他毎日使っているもの
毎日必要なおむつや着替えなど、一通り用意は必要ですね。
食事関連のコップやカトラリーもお気に入りがあると、環境が変わってしまう入院生活の中では重宝します。
【お気に入りのおもちゃ】
入院生活はベッドの上で過ごすことも多く退屈な時間となることも多いです。
病院にあるおもちゃを借りることもできますが、衛生面も気になる場合、お気に入りの絵本やおもちゃがあるととっても便利です。
軽いものだと
・お絵かきグッズ
・折り紙
・ブロック系のおもちゃ
・手に持てるおもちゃ
具体的に見ていきましょう
お絵かきグッズ
ベッドの上で気軽に遊べるお絵かき。
画用紙やクレヨン、色鉛筆があると楽しめます。
かといって、クレヨンで入院着やベッドを汚しては大変…。
ベビーコロールは安全で、持ちやすく、折れにくく、汚れにくい、こどもがはじめて使うクレヨン。
安全で安心な素材を使用しており、衣服についた場合は石けんで洗い落とせます。
¥1,408
手に持てるおもちゃ
入院中は何かとベッドの上で過ごすことも多い。
手に簡単に持って遊べるおもちゃが活躍します。
持ち運びも軽いのでいいですね。
¥1,408
ブロックなど組み立てて遊ぶおもちゃ
入院中は時間を持て余すことも多いですよね。
体調が落ち着いてきたら「ブロック」のような、自分で「作る」おもちゃもとってもおすすめです。
作るおもちゃだと集中して色々な物を作ることが出来、退屈な入院生活も楽しいものになります。
Tublock(チューブロック)は配管をモチーフに生まれた、日本製の知育ブロックです。
丸い形が特徴的で、どこにでも自由自在につなげることが出来るので、作品の可能性は無限大!
3歳ころからしっかり遊べ、5歳になると細かいパーツを組み合わせてより複雑なものを作れます。
ブロックは大人でもはまってしまうくらい、細かなパーツをつなげ合わせて大きな作品を作ることもできます。
プラスチックのブロックも楽しいですが、ソフトブロックもおすすめです。
BAKOBA(バコバ)は、柔らかな素材でできたソフトブロック。
静かに過ごさないといけない入院生活。
大きな音を出す遊びは、個室ならまだしも共同部屋では気を使うもの。
BAKOBA(バコバ)のソフトブロックは、やわらかな素材で軽く、がちゃがちゃと音がしません。
レゴブロックと互換性があり、コネクターパーツを使うことでレゴブロックをつなげて、新たな作品作りも楽しめます。
折り紙
おうちに必ずある「折り紙」も手軽に持って行けて、楽しいですね。
様々な作り方の本も書店で出ています。
年齢に合わせて選んであげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
予期せぬ子どもの入院。
急なことで用意ができない場合も多いですが、臨機応変にパパや周りの人にも協力して乗り越えたいですね。
つい無理をしてママの体調も崩しがちですが、ママが倒れては大変。
くれぐれも気を付けて乗り越えて行ってください。