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2歳差兄弟。タオルケット争奪戦の顛末

エデュテ

寝ている子ども

我が家には年長と年少の男の子がいます。

2歳差で同性のきょうだいだと、おもちゃの取り合いのエピソードをよく耳にしますが、おもちゃよりも壮絶だった我が家のタオルケット争奪戦について書きたいと思います。

 

 

 

 

長男のお気に入りをほしがる次男

 

 

長男は赤ちゃんの時から、出産祝いにもらったミッキー柄の赤いタオルケットの角を持って眠るのが習慣でしたが、次男は、2歳になる頃から、兄のお気に入りのタオルケットをほしがるようになりました。

毎日、寝る前は必ず、そのタオルケットを取り合い、負けた方は、パパが実家から持ってきた年季の入ったピンクのタオルケットを持ってフテ寝するというのが日課になってしまいました。

 

 

 

 

次男の誕生日プレゼントにタオルケット

 

プレゼント

 

そんな日が続く中、次男の誕生日も近いことから、同じものを買ってあげようということになりました。ネットやお店を色々と探したところ、全く同じものは見つかりませんでしたが、白地に似たようなミッキー柄のあるタオルケットがあったので、それを買って次男にプレゼントしました。私たちは、これで平和に眠れるだろうと思いました。

 

 

 

 

期待は裏切られ…

 

 

 

 

ところが、そんな期待は見事に裏切られました。

その日から、2枚あるミッキー柄のタオルケットはほったらかされ、1枚しかないボロボロのピンクの方が取り合いのターゲットになってしまったのです。

 

 

私たちは、次の解決策を話し合いましたが、良い案はなかなか思いつきません

でした。そのうち、いつのまにか兄弟2人の間で、ピンクが長男のもの、赤が次男のもの、という暗黙のルールができあがっていました。

過程はどうであれ、平穏が戻ったことに安堵し、私たちは新しい白いタオルケットを洗濯して押し入れにしまい、一件落着と思われました。

 

 

 

 

長いおうち時間で争奪戦再開

 

 

穏やかな日々は、しばらく続きましたが、今年になって、久しぶりに争奪戦が再開してしまいました。

長いおうち時間で兄弟一緒に家で過ごす時間が増えたためか、再びピンクのタオルケットが取り合われるようになってしまったのです。

昼夜関係なく取り合ううち、もともとボロボロだったピンクのタオルケットは、擦り切れて穴が開いたところから、だんだん裂け目が大きくなり、とうとう3つに裂けてしまいました。

角のない真ん中の部分には、2人とも興味がなく、両端の2枚が、それぞれの取り分となりました。

 

今夜も、子どもたちは、元は同じタオルケットだった切れ端の角をそれぞれ持って眠りについています。

 

 

 

ライター すずきなおみ