【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
>続きを読む
魔のイヤイヤ期…
自我が芽生えた子どもたちが必ず通る道であり、親にとっては試練のひとつとも言えるでしょう。
私も、今まさに、3人目の子どもがイヤイヤ期に入ってきました。何度経験しても、やっぱり大変だなぁと思ってしまいます。
けれども、3回目のおかげでしょうか。不思議と「かわいいな」「うんうん、好きにしていいよ」と思える時もあるんです。
今回は、親にとっても辛いイヤイヤ期を少しでもプラスに感じられるような私なりの心の持ち方をお伝えします。
①ベビーカーを嫌がる→「歩き切った時の達成感はすごいよね!」
人間誰しも、物事に一生懸命取り組み、それをやり終えた時には、達成感を味わえると思います。
私は以前、紅葉狩りを兼ねて山登りをしたことがあります。途中苦しかった場面もありましたが、周りの景色を楽しみながら登っていくのは楽しかったですし、頂上からの眺めは本当に最高でした。
子どもが歩きたがるのも同じことかなと思います。
ちょっとしたでこぼこ道や坂道も力強く歩けるようになってきた子どもにとって、自分の行きたい方に進めるというのは、世界がいっきに広がり、心躍るような体験なのではないでしょうか。
最近は涼しくなってきたので、先日、「今日は思う存分歩いていいよ」という気持ちで子どもと一緒にお散歩に出かけました。
次から次へと様々なものに反応して自由に走り回ること数十分。満足したのか、突然子どもが私の目の前に立ち、「抱っこして」というポーズをとってきました。
「楽しかったねぇ」と声をかけると、まだ話せないものの「んーー!」と声を発し、最後までやり切ったという表情で大きくうなずいてくれました。
②何度も脱ぎ着したがる→「お色直しは楽しいよね」
これまでの人生で、入学式、成人式、結婚式など、特別な衣装を着て晴れの舞台に立った経験はありませんか?
写真の前撮りや、結婚式のお色直しなど、パターンの違う衣装に着替えたことがある方は、その時どんな気持ちだったか覚えていますか?
我が家では子どもたちの手の届くところに洋服を収納しているのですが、最近、自分で脱ぎ着出来るようになった子どもが、朝7時の段階で勝手に3度目のお着替えをしている日がありました。
数分間のみ腕を通して脱ぎ捨てられた服があちらこちらに散らかっているのですが、Tシャツを裏返して着てしまった時は、あれ?という顔をして、何度もやり直していました。
上手におきがえできる度に私の元へやってきては、見て見て!と言わんばかりに洋服をつまんでパタパタさせます。できないことができるようになるというのは、大人でも嬉しいことですしね。
「またお色直ししたんですか!?」とおどけたように声をかけると、子どもはニヤニヤしておもちゃの元へ戻っていきました。そのうしろ姿を見て、ついこの前まで赤ちゃんだったのに…と成長の早さを感じました。
たまにでいいから、とことん付き合ってあげたい
四六時中、子どもの要求に応え続けるのは大変です。
しかし、イヤイヤ期真っ只中の子どもでも、思い切り好きなことをやらせてあげたあとは、比較的こちらのお願いも聞いてくれるような気がします。
イヤイヤ期は子どもの成長に欠かせないものですから、あまり気張らず、上手く付き合っていきたいものですね。
ライター 仙台凛