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子育てにイライラはつきもの。
皆さんはお子さんの行動や言動に対してイライラした時、その気持ちとどのように向き合っていますか?
今回は、子育て中のそんな場面に役立つ「リフレーミング」という手法をご紹介します。
リフレーミングとは?
リフレーミングとは、「物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、別の枠組み(リフレーム)で見直す」という意味です。
コップに水が半分入っている時、これを「半分しかない」と捉えるか、「半分もある」と捉えるかでは、かなり違いがありますよね。
このように、考え方やものの見方を意識的に変化させることをリフレーミングと呼びます。
私が行ったリフレーミング
年長の息子は、ブロック系の遊びが大好きです。説明書を見ながら、飽きずにひたすら黙々と作っています。
とある金曜の夜、幼稚園から帰宅後、息子は手を洗ってさっそくブロック遊びを始めました。この日はいつにも増して集中して取り組んでおり、ご飯もお風呂も後回しで、ひたすら作品作りに没頭していました。
寝る時間が近づいてもまだ幼稚園の制服のままでいる息子に向かって、思わず、
「いつご飯食べるの?」
「お風呂も冷めちゃうよ!」
「なんでいつまでもやってるの?!」
「さすがにやるべき事をやろうよ!」
などと言ってしまいそうになったのですが…。
リフレーミングのことを思い出し、言葉をグッとこらえました。そして、
やる事をやらないで何時間も遊んでいる(イライラする)
↓
我が子ながらすごい集中力の持ち主(良いところが発見できた)
と、私自身の捉え方を変えてみたのです。
すると「金曜の夜だし、まぁいいか!!」と思うことができ、リフレーミングのおかげで、怒らずに作品が完成するまで待つことができました。
寝る時間はすっかり遅くなってしまいましたが、息子の心は満たされ、最高の笑顔とブロック作品の写真が撮れました。
今日から使えるリフレーミング5選
一見、短所に見えることも、違う角度から捉えることで、長所に見えることもあります。
ここでは、私がわが子に対してよく使っているリフレーミングをご紹介します。
・甘える→素直、人にかわいがられる、人を信じている
・言い訳をする→頭の回転が早い
・怒りっぽい→感受性が豊か
・内向的→落ち着いている、自分の世界を持っている
・わがまま→自分の気持ちに正直
皆さんも、つい怒ってしまいそうになった時には、一度深呼吸をして、怒りのフレーズをポジティブに言い換えてみてください。
イライラの気持ちが少し和らぎ、お子さんの意外な長所を見つけられるかもしれません。
ライター 仙台凛