【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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「子育ての中で『これは欠かせない!』という育児グッズを1つだけ挙げてください」と言われたら、皆さんは何を思い浮かべますか?
ベビーカー?バスチェア?お食事エプロン?
私は迷わず「抱っこ紐」と答えます。
子育て中ならば、ほとんどの人が1つは持っているアイテムなのではないでしょうか。
中には、複数持っていて、用途によって使い分けたり、パパ用ママ用と分けたりしている人もいるかもしれません。
実際私も、これまで複数の抱っこ紐を試してきて、現在は3個の抱っこ紐を持っています。
私は、抱っこ紐を使う時、ほぼおんぶしかしていません。おんぶは、見た目はあまりスタイリッシュではありませんが、私の子育てにはとても役立っています。
今回は、3人目の子どもがまだまだ現役のおんぶっ子の私が、おんぶの魅力をたっぷりとお伝えします。
私は抱っこ紐の利用内訳は、98%おんぶです。
残りの2%は、土砂降りの中、どうしても子どもを連れて外に出なければいけない時です。
抱っこで、子どもを抱えるようにして歩きます。
ところが、街行くママたちを見ても、おんぶをしている人は案外少ないような気がします。
抱っこをしながら、上の子のベビーカーを押したり、重い荷物を持ったりしている姿を見ると、絶対におんぶの方が楽ですよ、と声をかけたくなってしまいます。
おんぶをしてできない事は、ほとんどありません。
椅子の背もたれに寄りかかること、上の子をおんぶすること、この2つ以外は、ほぼ何でもできると思っています。
「何でもできる」
シンプルに、これがおんぶのメリットです。
「うちの子は、抱っこじゃなきゃ寝ないの」
「抱っこしているとご機嫌なのに、下ろした途端に泣いちゃうから、ずっと抱っこしている」
「抱っこしていると、何もできないよね。そのまま寝ちゃったら、もう諦めてソファーでずっとテレビ見ちゃってるよ」
これは、私が1人目の子育て中に、同時期に出産した友達たちと交わした会話です。
私も、1人目の時は、全くおんぶをしなかったので、くずった時、お昼寝させたい時は特に苦労しました。
抱っこって、ぴったり密着できるので、子どもも安心するのか、あやす方法としてはとても良いですよね。
けれども、買い物中や、家事が滞っている時、子どもが泣いて足にしがみついてくると、私は「もう勘弁して」と思ってしまうことがよくありました。
それに比べておんぶは、洗濯物を干したり、料理をしたり、何か書類を書いたりと、家事をするのに困ることはほとんどありません。
スーパーでカートを押すのも楽ですし、重い荷物を持つのも、抱っこの時ほど苦ではありません。
もちろん、上の子と遊ぶこともできます。
お膝で絵本を読んであげたり、公園でブランコを押してあげたり、疲れたと言われたら(気合いと根性で)抱っこしてあげることもできます。
3人目になると、上の2人としっかり手をつないで外を歩けるので、道幅の狭い道路なども安全です。
おそらく、「怖い」ということでしょうか。
私の友達にも、「落としそうで怖い」と言っておんぶを避けている人は何人もいます。
もちろん、私も最初は怖かったです。
ソファーの上でやったり、布団の上でやったり、夫に後ろからサポートしてもらったりして、徐々に慣れていきました。
残念ながら、これは慣れるしかないと思います。
慣れるまでのアドバイスとしては、腰がすわって、子どもの体幹がある程度しっかりしてきてからやってみるのが良いでしょう。
そして、子どもが嫌がって暴れる時は、無理にやらないことです。
ご機嫌の良い時、眠くて抵抗しない時など、まずはタイミングを見計らって、安全を確保した上で少しずつ練習を兼ねてやってみて下さい。
慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば育児がぐんと楽になります。
色々と試してきた結果、個人的には、どれでもOKだと思っています!
既に持っている抱っこ紐がおんぶに対応していれば、新しく買い直す必要はありません。
おんぶのやり方について、説明書にイラスト入りで載っていることが多いですし、メーカーのサイトにいけば、動画での説明もあったりもします。
これは我が子達だけかもしれませんが、子どもが大きくなってくると、おんぶに合わせて、背負いやすいように体を動かして協力してくれるようにもなりますよ。
・おんぶしながら何でもできる
・おんぶには慣れが必要
・おんぶに対応している抱っこ紐であればどれでも良い
いかがですか?少しはやってみようという気持ちになっていただけたでしょうか。
私は2人目を出産した後、抱っこでは家事も育児も手が回らなった時、実母に「おんぶしたら?」となにげなく言われたことがきっかけで始めました。
それまでは、おんぶという概念もなく、言われても、なんだか格好悪い。。。と思って抵抗があったのですが、まさか、こんなにもおんぶの虜になるとは思いませんでした。
一度おんぶを諦めた人も、私のように、おんぶなんて全く眼中になかった人も、だまされたと思って、ぜひチャレンジしてみて下さい。
ライター 凛