【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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おもちゃコンサルがオススメする0歳のおもちゃ「SOUNDブロックスシャーベット」
【このおもちゃのポイント】
全部で15ピースの積み木のセット。
初めて手にする積み木のおもちゃとしておすすめです。
15ピースのうち5ピースは、音が鳴る仕掛けになっています。
他にも、コの字形とアーチ形の珍しい形のパーツが入っているのも魅力的です。
色はエデュテのおもちゃの特徴であるパステルカラーで塗られているので、視覚的にも優しく明るい気分にさせてくれます。
赤ちゃんがなめても安全な塗料なので、安心して遊ばせてあげてください。
ぴったりお片づけができるクラフト箱と片づけ方がわかりやすいように『お片づけシート』が付いているのもありがたいポイントです。
【遊び方】
●音の聞き比べ●
0歳の赤ちゃんは音の鳴る積み木が大好き。
生後6ヶ月ごろには、全て違う音のが鳴るので、「これはコロコロ聞えるね。」「こっちはコトコト聞えるね」と音の聞き比べをさせてあげるといいですね。
そして、生後10ヶ月ごろからは、両手に持った積み木をカチカチと打ち合わせて遊びます。
両手が上手にコントロールできるようになってきた証拠です。
自分の持っている積み木を目で捉え、『この2つを打ち鳴らせたい!』と脳で考え、その指示を腕に伝えて、指示通りに腕の筋肉をコントロールし、無事に積み木がぶつかりカチカチと面白い音が鳴る、大人が見ればとても単純な遊びに見えるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては《手と目の協応》という大切な発達の1つです。
赤ちゃんは、思い通りにできる喜びを噛みしめているのです。
積み木をぶつけたときに手から伝わる木の感覚も触覚を刺激するので赤ちゃんは大好き。
大人も積み木をひとつ持って「乾杯!」と言いながら赤ちゃんの持つ積み木とカチンとぶつけてあげればまた楽しくて何度も催促してくれます。
●積み木倒し●
まだ上手に積み上げることができない月齢の子には、大人が積み木を3~4個積み上げてあげましょう。もれなく倒してくれるので、何度も積んでは倒しの繰り返し遊びを楽しみます。
赤ちゃんは同じ行為を繰り返すことによって、予測する力、待つ力、期待する心が育ちます。
あまり高く積むと倒れたときに当たって痛いのでその点は気をつけてください。
でも、一度積み木が倒れて当たって痛い経験をした子は、次からは高く積まれた積み木を倒すことをためらう子がいます。痛い思いをした経験から危険を察知する能力を身につけたんだなと感心しました。
●積み上げる●
1歳半くらいには、積み木を積み上げることができていきます。
どんな形の積み木をどの向きで置いて、どれくらいの力加減で乗せれば上手に積めるのか。
頭で考えて手に伝える。これも《手と目の協応》の大切な遊びです。
立体の認識、力加減などあらゆる感覚を必要とします。
●積み木を投げてしまったらどうする?●
生後10ヶ月くらいの赤ちゃんは、なんでも投げるのが楽しい時期でもあります。
なめてかじっても丈夫な木の積み木なので、投げてしまっては危険ですね。
『投げる』というのは、2つポイントがあります。
1つ目は、『投げる』という遊び方にしか気づいていないということ。
その場合は、「『投げる』以外にもこんなに楽しい遊び方ができるんだよ!」と教えてあげるといいですよ。ゆっくり目の前で積み木を積むのを見せてあげたり、2つをもってカチカチと打ち鳴らしたり、アーチ形の積み木を裏返しユラユラと揺らして見せたりしましょう。
すると「投げるよりもこっちの方がおもしろい!」と気づいた子は、安全な遊びに変えてくれるかもしれません。
2つ目は、『投げたいから投げる』です。
投げる行為は決してダメなことではありません。手首の発達にとても重要な遊びです。
でも、まだ何を投げてよくて何を投げてはいけないかの判断は赤ちゃんには難しいのです。
その場合は、積み木は一旦片づけて、思う存分投げてもよいものを渡してあげましょう。
おもちゃコンサルタント・日本ベビーサイン協会マスター認定講師
たむらあゆみ
SOUNDブロックスシャーベット