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離乳食が始まり、調理の仕方や量などに意識が向きやすいですが、スプーンの与え方や姿勢も同じぐらい重要なポイント。
特に、子どもの咀嚼力の発達や、噛み合わせなどにも大きく影響します。
この時期から親が与え方を意識することで、上手に噛むことができ、歯並びも綺麗になりますよ。与え方をしっかり認識し、子どもの将来に役立てましょう。
「噛む力」を育てる大切なこと
噛む基本がきちんと定着するのは、2、3歳の時期になります。
離乳食からしっかり口周りの動きを意識することで、噛み合わせにも大きな影響が出てきます。特に、ごはんを食べるときに上唇を上手に使えているかがポイントです。
離乳食の時期に気をつけなければならないことは、ママがスプーンを平行にして与えること。子どもの下唇の上に当て、上唇を使ってごはんを口に入れ込む動作を繰り返しましょう。
正しい与え方を続けることで、子どもの噛む力や噛み合わせにもつながります。
自立して食べ始めたら意識すること
子どもが、積極的にごはんをつかんで食べるようになったら、ママは無理にスプーンで与えることはせず、できる限り見守ってあげましょう。
指先を使い、自分で食べものとの距離を認識して口に運ぶことで、さまざまなことを学んでいます。手づかみ食べが始まっても、口の使い方は重要です。
また、歯が生えてきても、当分は上唇でごはんをキャッチし、噛み始めます。
ごはんを飲み込むように食べていないか、口を閉じて噛んでいるかチェックしてあげましょう。
食べるときの姿勢を正す
もうひとつ大事なポイントは、姿勢です。
丸くなって食べていないか、踏み場に足全体がついているかなど確認しましょう。
また、ごはんのときにテレビなどを見ながら食べることは避けてください。
自然と身体が曲がっていたり、口周りの筋肉がゆるくなってしまう原因につながります。
充分な筋肉がつかないと、大人になってからも口元がゆるんだり、噛み合わせにも大きな影響が出てしまいます。正しい姿勢を見直してあげましょう。
ごはんを食べて歯を丈夫にしよう
しっかりごはんを噛んで食べることは、消化や吸収力を高めるだけでなく、歯並びや歯を丈夫に保つメリットにもつながります。
忙しいときは、急かして与えることもあるかもしれませんが、大切な時間としてなるべく確保してくださいね。ずっと健康な歯でいられるよう、サポートしてあげましょう。