2歳の誕生日のお祝い完全攻略ガイド!飾り付け、プレゼント、食事…後悔しないための準備リスト【2025年最新版】
>続きを読む
みなさん、「3月3日は何の日?」と聞かれると何と答えますか?
地域によって時期の違いはあるかもしれませんが、ほとんどの方が「ひなまつり!」と答えるのではないでしょうか?
女の子の成長をお祝いする日。それは分かっていても、雛人形の由来や初節句のお祝いなど、詳しいことは意外と知らない、という方も少なくないかもしれません。
そこで今回は、ひな人形の由来や現代のお祝いの仕方、初節句でしたいこと‥などをお伝えしていきます。
これを読めば、ひな祭りがとびきり素敵になること間違いなし!
特に今年はなかなかお出かけが難しく、おうち時間が増えている方も多いと思います。
親子でおうち時間を楽しみましょう⭐︎
雛人形の起源は中国にあった!?
春を運ぶと言われる雛人形。ひな人形はどのように生まれ、どういう意味があるのでしょうか?
その歴史を簡単に見ていきましょう。
それは、3月3日に「水辺で身体を清めて穢れ(けがれ)を祓う」という中国の風習が日本に伝わったのが始まりと言われています。
日本では奈良時代、草木や紙で作られた人の形をした人形(ひとがた、ひとかた)で自分の身体をなでて厄を移す「穢れ払いの儀式」が行われ、平安時代には、この人形を川に流すようになったそうです。
また、御殿の中で人形を遊ばせる「雛遊び(ひいなあそび)」が平安貴族の女の子たちの間で流行っていました。
今でいうおままごとのような遊びで、御殿や人形などは全て紙で作られたもの。
そしてこの人形は、男女一対だという特徴がありました。
宮中の暮らしを真似た遊びなので、宮中では特に夫婦の関係がとても大切にされていたのでしょう。
この「雛遊び」と、穢れ払いの「人形」が合体して今日の雛人形に繋がったと考えられています。
つまり、最も古いひな人形の原型は、奈良時代には生まれていたことになりますね。
そして江戸時代後半、豪華になっていったこの雛人形は、現在のような姿になったと言われています。
雛人形に込められた想い
最も古いひな人形の原型は、奈良時代の穢れ払いで用いられた「人形」だという話をしました。
その昔、医療の未発達や衛生状態が整っていないことなどにより、成人する前に命を落としてしまう子どもたちも多く、親は「我が子が成人するまで無事に健康でいられますように‥」という祈りも込めて穢れ払いをしていたのでしょう。
人形には厄払いや御守りの意味も込められていました。
それが今日の雛人形に繋がっているのですね。
今も昔も、我が子を思う親の気持ちは変わりません。
雛人形に込められた想いはいつの世も、子どもの健康と幸せです。
しかし、生活様式やライフスタイルの変化に合わせて、その姿は変わっていきました。
そこでここからは、現代のひな祭りの楽しみ方をお伝えしていきます。
さまざまな雛人形の登場
SNSで「#ひなまつり」や「#ひな人形」と検索をすると、実に様々な雛人形が出てきます。
フェルトの生地で作られた手のひらサイズの可愛らしいひな人形や、小さな子どもでも作ることができる折り紙の雛人形。
そのまわりを彩る、牛乳パックで作られた菱餅など‥。
手軽にできるものが人気のようです。
インターネットで「雛人形 ぬりえ」や、「ひな人形 折り紙」と検索をすると、ぬり絵がダウンロードできたり、折り方の動画が出てきたりと、どれも親子で楽しめそうなものばかり。
子どもがまだ小さくて一緒にするのは難しいという場合でも、子どもに話しかけながら楽しそうに作っていると、そこには親子の幸せな時間が流れます。
また、大きな雛人形を自宅に置くことは難しいけれど、子どもにそれを見せてあげたい!できれば写真に残したい!という親心を満たしてくれるのが、写真館です。
大きな雛壇や、子ども用の衣装が用意されている写真館もありますので、チェックしてみるといいかもしれません。
まとめると、
⚫︎家族でお祝いを楽しむ
⚫︎思い出を作る
これが、最近のひな祭りの楽しみ方となっているようです。
初節句には何をする?
手軽に楽しめるものが人気とはいっても、赤ちゃんが誕生して最初に迎える「初節句」は盛大にお祝いしたいもの。
では、初節句には何をすれば良いのでしょうか?
以下にまとめました。
⚫︎家族で食事
⚫︎写真撮影
⚫︎雛人形の飾り付け
少し詳しく見ていきましょう。
以前は、家族だけではなく祖父母をはじめとする親戚や仲人を招いて大勢でお祝いしていた初節句ですが、最近では家族と祖父母のみ、もしくは家族のみでというのが一般的になっているようです。
まずは食事について。
手作り、ケータリングやデリバリー、仕出し弁当の宅配サービスなど、実にさまざまです。
メニューは地域によっても違いはありますが、ちらし寿司とハマグリのお吸い物、ひなあられ、菱餅、子どもも飲める白酒は定番ですね。
主菜には縁起の良い海老や鯛の焼き物など。
メニューに迷う時には、宅配サービスの「お祝膳」を利用するのも良いでしょう。
次に写真撮影。
これは先にも述べましたが、写真館でプロに撮ってもらうのも記念になりますし、自分たちで楽しく撮るのも良いと思います。
いずれにしても、一生に一度の初節句。
これは写真に残しておきたいところですね⭐︎
最後に雛人形。
ひな人形は、母方の実家が用意するのが一般的と言われていますが、地域によっても違いがあり、最近では両家で折半や、子どもの親が自分たちで用意することも多くなっているようです。
これらのことは、「絶対にこれをしなければいけない!」ということではないので、ご自身の生活スタイルに合わせて、参考にして頂けたらと思います。
大切なことは、「赤ちゃんの幸せと健康を願う」という気持ちです。
柔軟にお祝いしましょう⭐︎
飾って遊べるひな人形
最近の雛人形は実に様々だとお伝えしました。
なんと飾るだけでなく、触って遊べる雛人形があるんです!
それがエデュテの「ヒナキューブ」。
好奇心旺盛で、何事にも興味を示す赤ちゃんにおすすめのポイントはこの5点です。
⚫︎カラフルで可愛いデザイン
⚫︎何通りにも組み合わせができる
⚫︎専用木箱入りで省スペース
⚫︎組み立て例&お片づけガイド付き
⚫︎安心安全
(角は丸く面取りされ、ヨーロッパの厳しい安全基準CEと日本の食品衛生法に合格。
万が一舐めても安心な塗料を使用)
対象年齢は3歳からなので、遊べるようになるまではインテリアとしてもおしゃれで素敵。
そこにあるだけで、優しい木のぬくもりが赤ちゃんに伝わります。
可愛いおひなさま柄の名入れができるので、世界にひとつだけのオリジナルひな人形のできあがり⭐︎
積み木、パズルなどオールシーズン遊べるのも嬉しいですね。
女の子の誕生をお祝いし、美しく健やかな成長と長寿の願いが込められた雛人形。
その季節だけの伝統的な雛人形も良いですが、いつも身近に、お守りとなってくれる「ヒナキューブ」のようなひな人形はいかがでしょうか?
新しい雛遊びの形。
セカンド雛人形にもおすすめです。
ヒナキューブはこちら
日本が世界に誇る雛人形
ひな祭りは日本が世界に誇る伝統行事。
世界で唯一の文化です。
ひな人形には、赤ちゃんが春を迎える喜び、女の子の無病息災の願いが込められています。
今、日本ではクリスマスやハロウィン、バレンタインなど西洋の行事が中心になっていますが、こんなに素晴らしい日本の文化があるということを、その由来や意味も含め、しっかりと子どもたちに伝えていきたいものですね。
健やかな成長と良縁に恵まれた女性になりますようにと願いを込めて‥。
ライター とこしまゆき