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皆さんは、お子さんとのコミュニケーションでどのようなことを意識していますか?お子さんの話をきちんと聞けているでしょうか?その際、どのような反応をしていますか?
今回は、お子さんとの会話で「あなたの話をちゃんと聞いているよ」という気持ちを伝えるのに役立つ、ちょっとしたテクニックをお伝えします。
子どもとのコミュニケーション、どちらが多いですか?
コミュニケーションの取り方には、次の2種類あると言われています。
①交話的コミュニケーション
(仲間だよね、仲良しだよね、敵じゃないよね、といったことを確認するためのコミュニケーションの。女の子同士でヒソヒソ話をするのはこの一例。その他、なにげない雑談などもこれにあたる。)
②制度的コミュニケーション
(役割がきまっているコミュニケーション。親と子、先生と患者などで交わされる会話が多い。命令、指示、提案などもこれに含まれる。)
多くの場合、子どもは、交話的コミュニケーションを求めています。皆さんは、お子さんと会話する時、どちらが多いでしょうか。「早くしなさい」「遊びの時間はもうおしまいよ」「こっちの方がいいんじゃない?」などど、つい命令口調になったり、子どもがやりたいこととは異なる提案をしたりすることもあるかと思います。
交話的コミュニケーションに役立つ「合コンさしすせそ」
命令や指示といった話し方より、子どもと同じ立場で共感しあえるような会話ができた方がいいとは思うけれど…じゃあ実際にどのように話せばいいの?そんな疑問を解決してくれる、簡単な方法をお伝えします!
その名も「合コンさしすせそ」。
私も初めて聞いたとき、合コン、というネーミングに思わずクスッとしちゃいました。
方法は簡単!子どもが何かを話してきた時、まずこれらの言葉でひとことお返事してあげるだけです。今日からあなたも聞き上手なママになりましょう!
さ:さすが!
し:知らなかった!
す:すごい!
せ:センスある!
そ:そうなんだ!
いかがですか?簡単に取り組めそうな気がしませんか。
私自身を振り返って
私には3人の子どもがいます。
みんな、我先にとばかりに「おかあさん!」「おかあさん!!」と話しかけてくるので(ちなみに1才の末っ子は『んっ!んっ!』と言って訴えてきます)、「へぇ~」「やったね~」「そうなんだ~」と返事をすることは、これまでもよくありました。
けれども、それはきちんとしたコミュニケーションをとっているというより、単に聞き流していることも多かったように思います。家事をしながらだったり、メールの返信をしながらだったり、少し適当すぎたなと反省しました。
合コンさしすせそも、ただ言葉にすれば良いわけではないと思います。数秒でもいいのできちんと子どもと目を合わせ、相づちをうち、さらにたくさんの話を引き出せるよう、心がけていきたいと思いました。
まとめ
日々の仕事や家事追われる中、ひっきりなしに子どもから話しかけられると、つい、いい加減な返事になってしまうこともありますよね。
しかし子どもは一生懸命話しかけてきてくれています。「ちゃんと話を聞いているよ」「私たち仲良し親子だよね」、そんな気持ちをうまく伝えるひとつの方法として、ぜひ活用してみてください。もちろん、言葉だけではなく、日々のスキンシップもお忘れなく(^^)
ライター 仙台凛