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「きょうね、おともだちがね…。」息子からの小さなSOS

エデュテ

ママと子ども

 

集団生活に属する中で、様々な事を吸収し、「きょうは~したんだよ!」と話してくれるようになった息子。

 

親の見ていない所での出来事は想像力を使って聞きますが、なんとなくわかることもあれば、突拍子もないこともあり、何のことを言っているのかな?と、ますます会話をするのが楽しくなりますね。

 

そんな会話の中でちょっと心配になるような発言がありました。

 

 

日常会話の中でのSOS

 

頭を抱える子ども

 

2歳児クラスから3歳児年少クラスに進級し、クラスのお友達も24名から33名にと増え、賑やかな毎日を送っている息子。

 

 

幼稚園からの帰り道、「今日はなにが楽しかった?」と聞くと、ポロポロと答えてくれます。

初めはこんなことをして遊んだよ、ということを話してくれたのですが、最近は「きょうね、〇〇くんがね、ぼうしのごむ、ひっぱたの」「うわばき、もっていっちゃたの」など、聞いていてなんだか心配になる事をチラホラと話すようになったのです。

 

 

進級して、なかなか新しい環境に慣れずにいたので、お友達との関わりがでてきたからこその発言だと思い、初めはこれから応対の仕方などを学んで行くのだろうと考えたり、年齢的にも表現が拙い部分もあったり、又、実際に見ていたわけでもなく、背景が不明瞭だったので、「そうなんだぁ。びっくりしたねぇ。」程度に受け答えていました。

 

 

しかし、あまりに続くので担任の先生に聞いてみることにしました。

 

 

すると、息子と相手の子は並び順で前後ということもあり、息子への興味からよく手が出るようでした。

 

家では感情むき出しの息子ですが、内弁慶なようで幼稚園では何かあっても何も言わないようで、『嫌だったらやめてっていっていいんだよ』と担任の先生も仲裁に入った際に伝えているようでした。

 

 

 

どうしたって心配になってしまう親心

 

頭を抱えるママ

 

この出来事から、親は子どもの発言を100%真実として聞いてしまうものだと、身をもって感じました。

 

息子から話を聞いたときは、「そっかぁ、ちょっといやだったね。」「こまっちゃったね」と子どもの気持ちに共感した後に、「〇〇くんは一緒に遊びたかったのかもね」と、なるべく相手にマイナスな気持ちを抱かないように伝えるようにしていました。

 

しかし一方で、相手は乱暴な子なのかな?先生はちゃんと見ていてくれたのかな?という思いでモヤモヤしていたのです。

 

息子だって乱暴な振る舞いはするし、子どもの話から、”されたこと”はわかるけれど、具体的には何がどのようにしてあったのかはわからないにも関わらず、そう思ってしまうのは、我が子を大切に思う親ならではの思考回路なのだろうと気付きました。

 

 

子どもの話を信じる

 

青空

 

困ったことがあったら話してほしい。子どもがSOSを出せるような親であり続けたい。

そのためには、自分の子どもの話を信じる。

このことを忘れずに、関わっていきたいと思います。

 

 

 

ライター タナカ メグミ