ヨーグルトの菌を生きたまま摂る方法とは

離乳食から使えるヨーグルトですが、実は選び方や与える順番によって、ヨーグルトに含まれる菌が、腸内環境で活発に動くか動かないか変わってくることはご存じですか?

赤ちゃんから食べられるヨーグルトや、いろんな菌の種類が含まれるヨーグルト、沢山種類があってどれを購入しようか迷いますよね。

今回は、どういうタイプを選ぶべきか、また、効率良くヨーグルトの効果を引き出す方法について、詳しくご紹介します。

プレーンヨーグルトを選ぶ

まず、選び方として、生乳だけで作られたプレーンヨーグルトがおすすめです。

赤ちゃんから食べれられるヨーグルトや、通常の加糖ヨーグルトは、基本的に白砂糖や甘味料が多く含まれます。

白砂糖は、赤ちゃんにとっては摂りすぎになってしまうため、与える場合は量に注意しましょう。プレーンヨーグルトに、果物を混ぜたり、精製されていない砂糖や、1歳過ぎたら蜂蜜を加え、甘味をプラスしましょう。

いろんな種類の菌を摂る

お気に入りのヨーグルトを選んで食べ続けるということは、勿論良いことですが、それぞれメーカーによって、ヨーグルトに含まれる菌が異なるため、いろんな菌を摂取するよう心掛けましょう。

自分や子どもの腸内環境に何の菌が合うのかは、人それぞれです。何日か続けてみて、調子が良いようなら同じヨーグルトを続けてみて、たまに違うヨーグルトを交互に摂取してみるのもおすすめです。

もし体調が変わらず菌が合わないと感じる場合でも、栄養はきちんと摂れています。ぜひ、続けてくださいね。

ヨーグルトは食前に与えない

食事の一番最初に与えてしまうと、身体が急いで消化するために胃酸をたくさん分泌し、ヨーグルトに含まれる菌が死んでしまう原因につながります。

もし、食事中に与える場合は、食中か食後がおすすめです。

また、食前に与える場合、ヨーグルトでお腹が満たされやすく、あまり食事が進まなくなったり、残してしまうことも。量を調整したり、おやつの時間に与えるようにしてくださいね。

腸内環境を整えてくれるサポート役

ヨーグルトは、栄養価が高く、腸内環境を良くする菌がたくさん含まれます。

工夫して効率良く摂りましょう。また、ヨーグルトドリンクもおすすめですが、砂糖や甘味料が含まれる商品が多いため、そちらも原材料名を確認して選ぶようにしてくださいね。

ぜひ、摂取の際は果物もプラスして、栄養価を更に高めましょう。