【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
>続きを読む
「亜鉛」はミネラルのひとつですが、何の働きをする栄養素なのか、何の食べ物に含まれるのか、といった認知度は低いと思います。
ミネラルの中でも、カルシウムや鉄を意識している方はいる思いますが、亜鉛となると成長に必要な栄養という点でも印象が薄いですよね。
実は、子どもの発育にとってはとても大切な栄養素。味覚を整える他、肌のトラブルにも大きく関係します。
しっかり亜鉛の効能を知り、今後の更なる子どもの発達のためにも、食事からのサポートもしっかりしていきましょう。
亜鉛が多い食材とおすすめの食べ方
1歳頃から食べられる食材でいうと、アサリやシジミ、しらす、牛肉、卵、海藻類です。亜鉛が多い食材はとても少ないので、バランス良く摂取することが望まれます。
また、雑穀類にも含まれるので、雑穀米として与えるのもおすすめ。
あさりは味噌汁にして、汁を少し飲ませるだけでも亜鉛補給になります。
また、卵焼きにしらすを混ぜたり、味噌汁に海藻類をプラスするだけでも、吸収率がぐんと上がりますよ。
体内ではどういうサポートをしているか
まずは、味覚の形成を行っています。
味覚の発達は、10歳頃まで大きく発達し続けます。特にこの時期は、食材そのものの味をしっかり身につけてほしいので、とても重要です。
また、大人になって薄味で満足できるようになるのも、亜鉛をきちんと摂れている証拠なので、ずっと意識して欲しい栄養素。
また、身長の伸びが進まない原因でもあるので、成長曲線がなかなか伸びない子にもきちんと摂るべき栄養です。あとは、皮膚の形成にも働きかけてくれます。
赤ちゃんのオムツかぶれや汗疹などの肌トラブルは、亜鉛不足のサインです。しっかり観察し、亜鉛補給を積極的にしてあげましょう。
加工食品の摂取には注意が必要!添加物には気をつける
最近増えている中食や外食。ママの息抜きにもなりますし、バランスを取って楽しんでもらいたいですが、ビタミン、ミネラル不足に注意が必要です。
特に亜鉛は、食品添加物があると吸収を阻害されてしまいます。
ただでさえ、吸収率が低い栄養素ため、中食の日は手作り味噌汁をプラスしたり、外食の時は亜鉛を多く含むメニューがあれば選ぶことで、摂取率が上がるのでおすすめです。
意外と簡単にチャージできる「亜鉛」
亜鉛は、体のサインでとても分かりやすい栄養素。オムツかぶれやあせもは、保湿ももちろん大事ですが、内側からのケアもとても重要です。意外と手軽に摂れる食材が多いため、是非意識して取り入れてみて下さいね。