【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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スーパーでお菓子をねだられたときや、自分でできるはずのことを「ママにやって欲しい」などと言われたとき、「わがままな子になったらどうしよう?」「甘やかしすぎかな?」などと思うことはありませんか?
私も3人の幼児を育てる中で、判断に迷うことがとても多いです。今回は、とある日の出来事から、甘えさせることと甘やかすことの違いについて考えてみたいと思います。
先日、我が家の幼稚園児2人が、別々に登園しました。
普段は幼稚園バスを利用していますが、末っ子の病院にいく予定があったため、この日はバスを使わず、直接幼稚園に歩いて行って、帰りに病院に寄ってくることにしていたのですが。。。
前日に約束していたものの、当日の朝になり、兄弟喧嘩がきっかけで、年少の子が「歩いて行きたくない!一緒にも行きたくない!自分だけバスで行きたい!」と言い出しました。
たまたま、在宅ワーク中の夫の手が空いていたため、この日は、夫婦で分担して送迎をすることができました。
しかし、果たして、この判断はよかったのか??今でも少しモヤモヤしています。
しつけとは?
子どもが感情を出してきたとき、親に求めてきた時に、受け入れてあげること、これが甘えさせることで、しつけにつながります。
一方、わがままとは?
親に求めているわけではないのに、親が勝手に与えてしまうこと、これは甘やかすことであり、わがままにつながってしまいます。
着替えさせて欲しい、食べさせて欲しい、抱っこして欲しい、トイレについてきて欲しいなど、本当は自分でできることを要求してくることってありますよね。
実は、これらを「いいよ」と聞いてあげることで、子どもの自立が早くなると言われているんです。
では次に、学校の用意をまだしていないときなど、「鉛筆削った?」「やらないと困るよ」「ママがやっておいてあげようか」などと、つい口を出してしまう場面を想像してみてください。
これらは、子どもから失敗する機会を奪い、さらには思考させるチャンスをも奪ってしまい、結果としてわがままにつながっていく可能性があります。
そう考えると、今回、年少の子が「別々に行きたい」と訴えてきたことに対し、OKとしてあげたのは、前者の「甘えさせてあげる」にあたるかなと思いました。
しかし、子どもの要求にいつも応えてあげられるとは限りませんよね。私一人だったら、やってあげたくてもやってあげられないこともあります。
今回、子供の要求を受け入れてしまったことで、次に私が一人の時に「一緒はイヤだ!この前みたいに別々に行く!」と言われたらどうしよう・・・私は、このように無駄に先を読んでしまい、今回の要求を聞き入れて良かったのかとしばらくモヤモヤが残りました。
しかし、これはあくまで私の親都合でしかありません。
もし、やってあげられられないことを言われたら、きちんと説明すれば良いのだと思います。
そうやって子どもも成長していき、親である私がきちんと向き合っていくことが大切なのだと思いました
子どもといえども、親がコントロールできるものではなく、私とは価値観が異なる一人の人間です。
まず、このことを理解しておくことが非常に重要だと最近感じています。
子どもは自分の分身ではありません。
「甘えさせる」と「甘やかす」の線引きをしっかり理解して子育てしていきたいですね。
仙台凛
子どもといえども、親がコントロールできるものではなく、私とは価値観が異なる一人の人間です。
まず、このことを理解しておくことが非常に重要だと最近感じています。
「甘えさせる」と「甘やかす」の線引きをしっかり理解して子育てしていきたいですね。