【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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この春、新年度の入学や進級の準備を兼ねて、新たに子どもの教科書やノートを入れる場所を作るため、先日、本棚の整理をしました。
そこで出てきた読みかけの本の中に、非常に興味深い内容がありました。
戦いごっこが好きだという男の子ママのちょっとした豆知識として、雑談ネタにいかがでしょうか。
「男の子あるある」といった内容の本のコラムに、とある実験結果について次のような記載がありました。
「ネズミに男性ホルモンを注射すると、攻撃性が高まり、周りのネズミや飼育者を傷付ける行動に走る」
このことから、男性ホルモンは、「自己中心的、挑発的、行き過ぎると反社会的行為に走る傾向の原因になる」と考えられるようになったそうです。
確かに、男性ホルモンという言葉からは、強くあれ、生き残れ、種を残せ、というイメージが湧きますよね。
ヒトにこっそり男性ホルモンを投与し、公平性を調べるゲームをしたところ、公平性が高まったという結果が出たそうです。
その一方で、不公平なことに対しては攻撃性が増すという結果も出たとか。
ここには、挑戦的や反社会性ではなく、「みなが公平であるべき」ですとか「正義感」といった考えが根底にあるとのではないか、という考察が書かれていました。
ちなみに、ヒトに対しては「こっそり投与」という点がポイントになります。
事前に「これから男性ホルモンを投与します!」と宣言してしまうと、なんと攻撃性が高まるという結果も出ているそうです。
確かに「男とは◯◯である」という思い込みが影響する可能性も十分にありそうですね。
結局のところ、男の子は単に乱暴だというわけではなさそうです。
正義感にあふれ、目に見えない不公平なものを成敗すべく、本能的に戦っているのかもしれません。
そして、エアー戦いができるというのは、想像力が豊かであることにほかなりません。
ぜひ温かい目で見守ってあげましょう。
実際、私の周りの子どもたちを見ていると、戦いごっこ系と、乗り物系に分かれる気がします。
我が子は、戦隊もののテレビは怖がったり興味を示さなかったりで、いまだに毎週末、近くの線路まで電車を見に行くことを楽しみにしています。
また、ひらがな・カタカナについても、大部分は電車の本を使ってを覚えました。この辺りは、個性によって違いがあるのかもしれません。
ライター 仙台凛
まとめ
「男の子は乱暴」「男の子は落ち着きがなくうるさい」など、親の思い込みは、知らず知らずのうちに子どもにも同様の刷り込みしてしまっている可能性があります。
その子自身しっかり見て、何に興味を持っているのか、どんなことが好きなのかを理解してあげることを心がけたいですね。