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離乳食は、いろんな食材を経験したり、食べることの楽しさを学ぶために始まります。
もうひとつ重要なことは、噛む力をきちんとつけること。
しっかり3歳までに咀嚼力をマスターしないと、幼児食を終えてからも、顔の筋肉がゆるく、顎の力も弱く、なかなか噛めない子になってしまいます。
上手く噛めないと、身体の負担にもなるため、しっかり噛む力を育てましょう。
離乳食の段階ごとに、もぐもぐする時の口の動かし方のポイントをご紹介します。
ゴックン期と言われるこの時期は、口を閉じてしっかり飲み込む練習をしましょう。
トロトロのおかゆから始め、慣れてきたら少しドロッとした食感に進めていくのがポイントです。
最初は、母乳やミルクの食感しか分からずに離乳食を始めていくので、徐々にドロッとした食感に慣らしてあげてくださいね。
その時に、ごはんをしっかり唇を使ってはさむように入れ込み、ゴックンできているかをチェックしましょう。
上手に唇を動かせるようになったら、次の段階へ進めていきます。
モグモグ期と言われるこの時期は、舌を動かして食べ物を上あごに押し付けてつぶし、モグモグして飲み込む練習をしましょう。
そのために、舌で簡単にすりつぶせるぐらいが良いとされるため、お豆腐ぐらいの硬さを目安にします。
また、きちんと口を閉じて食べれているかもチェックしてあげてくださいね。
前歯を使ってかじり取れるようになったら、次の段階へ進めましょう。
ママは、スプーンを口の中まで入れて与えず、上唇につけて与えるように工夫すると、きちんとかじり取る練習になりますよ。
カミカミ期と言われるこの時期は、歯茎で噛む練習をしましょう。
モグモグ期よりあごを上下に大きく動かして噛めるようになります。
また、舌が左右に動くようになるため、食べ物を口の中で食べれる範囲が広がります。
左右どちらで噛んでいるのか分かるようになるので、片噛みの癖がでないよう、確認してあげましょう。
硬さは、少しつまんで崩れるぐらいが目安です。
丸飲みしたり、歯茎を使って何度もしっかり咀嚼して飲み込めるようになったら幼児食へ移行しましょう。
離乳食が進むにつれ、噛む力を低下させないよう、噛み応えのある調理法で作り、与えるようにしましょう。
煮物のような柔らかいものばかり与えてしまうと、せっかく進めていっても顔や顎の筋肉が鍛えられず、ゆるいままになってしまいます。
また、食材を上唇に触れて、子どもから口の中に入れる与え方も重要です。
大事な時期だからこそ、慎重に与え、噛む力をきちんと身につけましょう。
まとめ
幼児食までに正しい方法を知って赤ちゃんの咀嚼力を高めてあげることは大切ですね。
離乳食を進めながら、噛む力を育ててあげましょう。