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コロナが流行し始めてから、zoomなどオンラインもかなり普及してきました。
昨年の夏、我が家では、小学1年生の子どもがオンラインでひらがなの書き方レッスンを受けました。
わずか3ヶ月で親でも驚くほどとても上達し、本人も自信をつけたようです。
今回は短期の習い事として、オンラインを活用したレッスンについてご紹介します。
夏休み、zoomを活用した単発のひらがなの書き方レッスンを受講しました。
先生が画面上でひらがなを書きながら、文字のバランスの取り方などを見せてくれました。
その後、子どもが手元のノートに書いた字を画面越しに先生に見せて、どの部分が良いか、どこを直すともっと形が整うかなどを具体的にコメントしてもらうといった形式で進められました。
オンラインということも新鮮だったようですが、たくさんほめてくれる先生だったため、我が子には「楽しい!」という印象が強く残った様子でした。
2学期になり、全3回にわたってさらにバージョンアップしたひらがなの書き方レッスンの案内がありましたので、継続して同じ先生に習うことにしました。
この時は、課題の短文を書いて写真で送り、 赤で添削されたものが返ってくるというシステムでした。
戻ってきた添削を初めて見たとき、私も子どももびっくり。はなまるがたくさんつけられており、「すごいね」「上手〜!」というコメントがびっしりになって返ってきたのです。
課題を送るとき、正直なところ親としては「あまり上手ではないな」と思っていました。
しかし「こんな細かいところまでほめてくれるんだ」「こんなにたくさんほめていいんだ」と思った私は、 先生の真似をして普段から子どもの字をほめることにしました。
全3回の添削付きレッスンでは、トメ、ハネ、ハライがうまくできているところにたくさんはなまるをつけてもらいました。
そしてもうひとつ、我が子がよくほめられたのが、「ま」や「ほ」の文字にある最後のくるりと丸を描くところ(むすびと言います)でした。
そこで子どもが書く「むすび」 をとにかく徹底的にほめていくことに。
小学校では毎日連絡ノートにその日の宿題や先生からの伝言をメモしてきます。
これらをチェックした際「むすび」が上手にできているところには、私も赤ではなまるをたくさんつけるよう心がけました。
毎日毎日、同じ部分をほめ続けていくと、子どももかなりの自信につながったようです。
私が「むすび」の部分にはなまるをつけ忘れると、子どもの方から「ここ上手でしょ?丸つけ忘れてるよ」指摘されることもあったくらいです。
習い事に限らず勉強においても、まず苦手科目を克服しようとしていませんか?
例えば算数が85点、国語が40点だとします。
すると、まずは国語を何とか平均点まで引き上げるような努力をしてしまいがちです。
しかし勉強において、さらには人育てにおいては、短所を直すことより長所を伸ばすことが重要視されています。
この例の場合、 40点の国語に手を付けるより、 算数の点数をさらに伸ばして限りなく100点に近づけていく努力をするのが先というわけです。
「この部分なら誰にも負けない」という自信が持てるポイントができると「じゃあ少しは苦手な部分をやってもいいかな」と思えてきます。
算数が満点に近づけば近づくほど、なぜか国語の点数も上がり出す、という仕組みになっているそうです。
今回、オンラインの先生にはとても恵まれました。
子どもが上手に書けなかった部分を指摘することはほとんどなく、できている部分をひたすらほめてくれました。
オンラインレッスン中、横で見ていて、ほめられるたびに子どもの表情がみるみる明るくなっていくのがよくわかりました。
正直、書道教室に通っていない子どもが、短期間でこんなに字が上達するとは思っておらず、長所を伸ばすってすごい!と感じました。
まとめ
小学校低学年の子がオンラインで何か習い事を受ける時には、親が横についてパソコンの操作などを手伝う必要があるかもしれません。しかし慣れてくれば一人でできるようになりますし、送迎の時間が短縮されてありがたいという部分もありました。
そして何より、オンラインを使った短期レッスンでも親の声かけや向き合い方を工夫すれば子どもみるみる上達することがわかりました。これから習い事を検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。
ライター 仙台凛