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夫が陽性患者に!子どもたちと自宅で楽しく過ごすための3つの工夫

エデュテ

笑顔で過ごす親子

コロナ感染が流行し始めて、早いものでもう2年になりますね。

これまで感染には十分気をつけてきたつもりですが先日、夫が突然37.1度の微熱になり、なんとその日のうちにコロナ陽性と判明しました。

かなり前から完全在宅ワークであり、感染経路は不明。

私と子どもたちは濃厚接触者となり、翌日から10日間の自宅隔離生活へ。幸い、夫の症状は軽く、2日で元気になりましたが、家の中でも接触を避けて過ごすようにと保健所からの指示がありました。

今回は、私が3歳、5歳、7歳の3人の子どもたちと、自宅待機の間、なるべく楽しく過ごす工夫として行った3つのことをご紹介します。

栄養満点!おやつご飯で楽しい食事

ホットケーキ
自粛中こそおいしいものを食べて!

1日3食、家族5人分の食事を用意するのはなかなか大変です。

自由に買い物に出ることもできないため、陽性と分かった段階で、ネットスーパーや生協をフル活用して食材を多めに購入しました。

ラーメン、焼きそば、パスタなど、子どもが大好き且つ準備や片付けが簡単に済む麺類も多く活用しました。

その中でも私が考案した、まるでおやつのようなご飯「パフェランチ」は子どもたちから人気がありました。

材料は以下の通り。

・チーズ入りホットケーキ

・コーンフレーク

・フルーツグラノーラ

・ヨーグルト

・バナナ

・キウイ

・バニラアイス

・生クリーム

・カステラ

・チョコシロップ

これを各自、好きなようにトッピングしてもらいました。

野菜不足…という感じも否めませんが、毎食一汁三菜にする必要はないと考えています。

期間限定の非日常生活だったため、2〜3日の中でバランス良く栄養がとれていればOKとし、楽しめる食事を優先しました。

隔離生活だけに限定せず、土日のランチにもまたやりたい!とさっそく子どもたちからリクエストがきています。

YouTubeはルールを設けて見える化する

YouTubeを見る子ども
ずっと見てしまうYouTubeなどの動画…

時間、体力ともに持て余している子どもたち。

絵本を読んだり、市販のドリルをやったり、一緒に折り紙をしたりと、私もそれなりに工夫をしたつもりです。

しかし、外遊びもままならない状態で、どうしてもYouTubeの視聴時間が増えてしまいました。

それなりに節度を持って見てくれるなら良いのですが、日に日に増える視聴時間とともに、私のイライラも膨れ上がりました。

特に朝起きてすぐ、着替えもせず、朝食も食べず、前日のおもちゃの片付けも中途半端な状態のまま動画を見始めることには、非常にストレスを感じました。

そこで行ったのが、「全員でルールを決めて壁に貼る」ということです。

私の希望は、午前中に室内でできる活動、午後はYouTubeをゆっくり見る、というものでした。

しかし子どもたちはというと、とにかく朝からYouTubeを見たい!の一点張りでした。

みんなで話し合った結果、朝からのYouTubeはOK!でも最低限の身支度をしてからにしよう、というルールでやってみることに。

そのための5か条はこちら。

・着替える

・朝ご飯を食べる、食器をさげる、手と口を洗う

・薬を飲む

・歯みがきをする

・みんなで布団をあげる

なんともレベルの低いお約束です。

けれども、これを紙に書いてリビングの見やすいところに貼ったところ、子ども同士で声をかけあい、スムーズに準備が進むようになりました。

おかげで私のイライラも激減。

自宅隔離が終わった現在も、土日になるとこのルールを適用して子どもたち自ら用意をしてくれる日もあります。

合言葉は「協力」と「譲り合い」

笑顔で笑う子ども達

 

最後は、気持ちよく生活するために意識した合言葉をご紹介します。

それは「協力」と「譲り合い」です。

年齢が近いせいか、仲が良い時は気持ち悪いほどベタベタしているのですが、小さないざこざもしょっちゅう起こります。

 

子どもたちに、これから1週間ちょっとお休みになるよと伝えたとき、「協力と譲り合いが大切」という話もしました。

 

ケンカが起こりそうになった時はもちろんこの話に触れたのですが、子ども同士で順番を譲ったり、物の貸し借りが気持ちよくできたりしたときにも、すかさず褒めることを心がけました。

 

よかったところをきちんと見てあげて、「できた!」という小さな成功体験をたくさん積むことが子どもの自信を育ててくれると感じます。

 

 

時間があるときにしかできない遊びを

普段から遊ばせてあげたいと思っていたが時間が取れないからと後回しにしていた遊び。ありませんか?

我が家はあります。
年長のお子様がいる家庭は、家族でできるボードゲームだったり、トランプなどのカードゲームも楽しいですが、小さなお子様は有り余るパワーを発散させてあげたい。

 

午前中は集中してできる遊びをたっぷりと…午後からはお菓子作りなどゆったりした遊びも良いです。

 

例えばおままごとや製作系のおもちゃがきっと活躍します

大工さん遊びは、自分の好きなように組み立てられるので、長く飽きずに遊んでくれます。

時間があるからこそぜひブロックなどの「作る系」のおもちゃで遊んでみましょう。

 

いろいろ作るのが楽しいブロック

 

 

子どもの想像力って大人とは全然違うんですよね。

ある程度一緒に作ったら、後は静かに見守っていると子ども達っていろんなものを作ってくれます。
子どもの頭の柔軟さに驚かされるとともに、この想像力や発想の繰り返しが、脳の成長に刺激を与えてくれると感じられます。

 

 

 

 

おうち時間をもっと楽しく!室内遊具

 

かといって、1週間も自宅待機が続くと遊びもマンネリ、そして子供たちのパワーはスゴイ…。

身体を使った遊びで有り余るパワーを発散させてあげてください。

 

 

バランスストーンもおすすめです。
遊ぶことによって空中や動作中の全身バランスや、崩れた姿勢を素早く回復する能力が備わります。

ジャンプしたり、飛び移ったり…!

怪我の防止やスポーツの基礎作りにもなります。
背筋が良くなるメリットもありますね。

まとめ

今回ご紹介した我が家の事例は、自粛生活、自宅隔離に限ったことではなく、家族が気持ちよく過ごすために普段から心がけたい工夫でもあると思います。

今回は突然の休校・休園で大変な毎日でしたが、家族のあり方を改めて見直すきっかけにもなりました。コロナ禍で気持ちも沈みがちですが、なるべく楽しいことに目を向け過ごしていきたいものですね。


ライター 仙台凛