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驚くほど夢中で遊ぶようになるモンテッソーリ教育の秘密

エデュテ

タオルをかぶる赤ちゃん

 

SNSでは「おうちモンテ」という言葉がママたちの間で流行っています。

子どもの教育に熱心な家庭は年々増えており、子どもがまだ小さいうちからおうちにある身近なものを使って教具を作ったり、親子で楽しんでいる家庭はとても多いですね。

そもそも「モンテッソーリ」とはどんな教育法なのでしょうか??

(社)輝きベビーアカデミー代表 伊藤美佳先生にお話しを伺いました。

 

 


 

例えば、お子様がティッシュをたくさん出してしまったら「いっぱい出しちゃダメ」と叱りたくなりますよね。

実はそれはお子様にとっては「引っ張る」という手指を鍛えるため、脳と身体を成長させるために必要な運動なのです。

 

 

1.イタズラはお子様が伸びるサインなのです

お子様は次から次へとおうちの中を探索し、散らかしていきます。

そして、棚や引き出しの中のものを引っ張り出したり、ゴミ箱にぽいぽい入れてしまったり困ったイタズラをします。

でも、このイタズラは、「今ここの能力を伸ばしたい!」「ここを鍛えたい!」という、その能力を使って成長させたい、というサインなのです。

 

でも、部屋が散らかるからと「それはダメ!」とイタズラを止めたくなりますが、そうするとお子様の能力は伸びません。

 

ではどうすれば良いかと言うと・・・

 

お子様が今「やってみたい!」という「マイブーム」を逃さずに、その時期に合ったおもちゃを与えてあげれば、部屋は散らかることなく、むしろ夢中になって集中して遊ぶようになります。

 

このイタズラがどのような能力を伸ばしたがっているのかをキャッチして、おもちゃを与えてあげるとお子様の能力はどんどん伸びていきますよ。

 

 

 

2.便利グッズが子どもの能力を退化させています

おもちゃで遊ぶ赤ちゃん

今や幼稚園に入園する3歳でオムツが取れていない子は珍しくありませんが、転んでも手を前につけずに顔から地面に落ちてしまう子、幼稚園のフックにカバンをかけられない子、ボタンをはめられない子がいます。

 

 

3歳までの時期は、身体や脳の発達のためにとても大切な時期なのに、便利グッズが発達を阻めてしまっているのです。

 

例えば抱っこ紐はとても便利ですが、使いすぎると身体を自由に動かす時間がないためにズリバイをしない、ハイハイをしないようになってしまいます。

 

家の中では危ないからとベビーベッドに入れていたり、ベビーサークルの中で遊ばせていたりすると、安全を思うあまりお子様の行動を極端に制限してしまうため、狭い範囲でしか身体を動かせないので発達が遅くなり、手指の発達もしないのです。

 

自分でできないとお子様自身も自信がなくなりやる気をなくしていってしまいます。

 

子どもの行動を制限しすぎないように便利グッズと上手く付き合っていきましょう。

 

 

 

3.子どもとどう遊んで良いかわからない

赤ちゃん

「ボールを持っても反応しない我が子にどうやって遊んでよいのかわからない」「反応のない子にどうやって話しかけたら良いかわからない」といったママも沢山いらっしゃいます。

 

 

反応しないからやらないのではなく、反応してくれるようになるために、こちらからアプローチをしていく必要があります。

 

例えば、ボールを転がして「ボールコロコロコロ〜、キャッチ!!!」と言ってボールを掴むと言葉と行動が連動されるので「これがキャッチかぁ」と認知し、自分の手でキャッチするようになります。

 

お子様はもともと好奇心旺盛です。「触ってみたい」「あれは何か見てみたい」この気持ちに添ってアプローチしてあげることでどんどん意欲的なお子様になっていきますよ。

 

(社)輝きベビーアカデミー代表 伊藤美佳

モンテッソーリ教育✖️ハーバード式
0歳からの乳幼児教育専門家
著書累計15万4千部 海外5ヶ国に翻訳
保育園、幼稚園26年間の現役時代に子どもの個性を活かし自律を促す『輝きメソッド』を開発!
インストラクター700名輩出
モンテッソーリ教育+脳科学+コーチングで『光り輝く子ども達を未来へ』