【これからのAI時代に求められる能力とは】

管理教育のままでいいですか?

これからは、AIの時代と言われていて、デジタルとアナログの融合は欠かせないでしょう。

時代が大きく変わってきたにもかかわらず、教育の現場では旧態依然な管理型教育が主流のままです。

親や先生の価値観を刷り込み、大人の指示に従う従順な子どもが「いい子」とほめられます。

その過程で、子どもは「好きなことをやっていけない」と思い込んでしまいます。

トイレにさえ我慢してしまう子も少なくありません。

こうした環境で育った子どもは、どんな仕事に就いたらいいのかわからず、途方に暮れます。

社会に出ても、「指示待ち」で自ら新しいモノや価値観を生み出すことができません。

集中できる環境が才能を引き出す

子どもたちは、100年時代といわれるこれからを生きることになります。

そんな時代を力強く生きるために親が子どもにしてあげられることは、赤ちゃんの頃から好きなことに夢中になれる環境をつくってあげることです。

赤ちゃんであっても、集中することによって、自らの才能を存分に使うことができ、心が満たされます。

こうした環境で育った子どもは自信がつき、大人になってからも自己肯定感が高く、落ち込んでも、立ち直りも早くなるものです。

「自分の頭で考える力」を養う

AIの発達によって、近い将来、多くの仕事がコンピュータに取って代わられます。

10年先の世界は誰も想像ができません。

いまの子どもたちは、そんな時代を生き抜いていく必要があります。

もちろん、従来の知識を詰め込む勉強方法はすぐには変わらないでしょうが、暗記しなければならない知識は、インターネットで調べたらすぐに答えが出るこの時代にどれだけの価値があるのでしょうか。

AIやIT技術がますます発達する将来、人間に求められる能力は、たくさんの知識を詰め込むことではなく、「こうすれば問題が解決できる」「こういう発想もできるのではないか」と自分の頭で考える力です。

めまぐるしく変わる時代に合わせて、柔軟な発想ができる人が社会から必要とされるのではないでしょうか。