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離乳食が進み、大人の料理から取り分けできるようになると、どんどん調理の幅も広がり、さまざまな味や食感を覚えていく良い機会になります。
しかし、まだ未熟な身体なため、味の濃さやなるべく控えたい料理もある時期。
今回、ご紹介したいのは、「おかあさんはやすめ」です。この意味は、料理名の頭文字を意味しています。糖分や油分が高く、あまり噛まずに食べれてしまうのも理由のひとつ。
まずは、その内容をチェックしていきましょう。
「おかあさんはやすめ」の気になる料理名は?
オムライス、カレー、アイス、サンドイッチ、ハンバーグ、焼きそば、スパゲッティ、麺類の9品です。
まさに子どもが喜ぶメニュー内容ですが、乳幼児期は気を付けたい料理。素材の味を生かした料理とは違い、さまざまな調味料が使われ、子どもにとっては味が濃く感じやすくなります。
しかし、手軽に作れる料理でママも負担が軽くなる料理も。
たまには麺類やカレーなどに頼りつつ、できるだけこれらのメニューが1日の中で立て続けにならないよう、バランスを取りながら上手に献立をたてることをおすすめします。
咀嚼力を上げるコツとは
どうしても味付けが多いと噛まなくても味が分かるため、噛む回数が減る原因となります。
それを防ぐために、「おかあさんはやすめ」の料理で気をつけてもらいたいのが食材のカットの仕方です。
柔らかさは変えず、気持ち大きめに、お肉や野菜をカットしたり、他に副菜で少し歯ごたえのある料理と組み合わせたりする工夫をすると、噛む回数が自然と増え、栄養の吸収率や脳や表情筋、あごの発達につながります。
あとは薄味を心掛け、なるべく噛んで味を楽しめるよう意識してみてくださいね。
アイスはなるべく控える
「おかあさんはやすめ」に含まれるアイスは、冷たくすることで甘味が感じづらくなるため、より甘く感じるように白砂糖や化学調味料を多く入れている食品が多くあります。離乳食期は与えず、幼児期には、なるべく控えることをおすすめします。ただ、子どもが風邪をひき、何も食べれない状態だった時に、小児科の先生にアイスを勧められた経験が私自身あるため、臨機応変に活用してみてくださいね。また、与えても少量にしましょう。
化学調味料にも注意が必要
ケチャップやソースは、化学調味料が含まれる商品もあるため、乳幼児期には、なるべくシンプルな調味料を使い、ご飯と味噌汁とおかずというような和食料理が理想的です。
時間のない場合や外食時には、「おかあさんはやすめ」の料理もOKにするなどとと、ルールを決めるのも負担なく料理を続けるコツになりますよ。