【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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「一生のうちで一番心が成長する1年間」
0歳代では一生のうちで一番身体が大きく成長しする1年間でした。。
そして、今度は1歳代では一生のうちで一番心が成長する1年間です。
1歳のお誕生日を過ぎた辺りから赤ちゃんの頭の中では大革命が起こっていきます。
パソコンでいうところの大幅なアップデートのような状態です。
自分1人の足で立ち、最初の一歩を歩き出す。
直立二足歩行で歩けるのはヒトだけの特権!この特権を獲得した赤ちゃんは、転けても転けても立ち上がり前に進もうと一生懸命歩き出すでしょう。
歩けるようになると今度は自由自在に好きなところへいけるようになります。
お外へのお散歩も楽しくなってきますが、まだ不安定な歩き方で転けてしまうこともあります。転倒を予防し、しっかり地に足をつけて歩いてもらうためにも、お子様の足にぴったりあった靴を履かせてあげるといいですよ。
このように、自由に歩いて移動できるようになったお子様は、見える世界が広がりますますいろんなものに興味が湧いてきます。道に咲いた小さな花や、アリの行列がこんなに長いこと、こんなところにドングリが落ちていたこと!大人は当たり前だったり気づかなかったりするような世界も子ども目線で寄り添って見てみると新しい発見があるかもしれません。お子様とのお散歩をぜひ親御さんも一緒に楽しんでくださいね。
そして、1歳代で歩けるようになるのと合わせて、口腔内の筋肉も発達していくので少しずつ話し言葉も増えていきます。
「ママ」「パパ」「ニャンニャン」「ワンワン」・・・さて、あなたのお子様が初めてしゃべるその言葉はなんでしょう?楽しみですね。
ただし、話し言葉が出る時期はとても個人差があります。3歳になるまでなかなか言葉が出ないお子様もいますので、遅くても過剰に心配しすぎることもありません。
まだ上手に話し言葉が出なくても、お手手を使ったベビーサインなら気持ちを伝えてくれるかもしれません。言葉が遅いとお悩みの場合は、ベビーサインを教えてあげるのもおすすめです。
歩くという移動手段と言葉というコミュニケーション方法を獲得した1歳児さんは、心の中では嬉しい、楽しい、嫌だ、悲しい、寂しい、羨ましいというようにメキメキと新しい感情が湧いていきます。
その感情が自我を芽生えさせて、さらに2歳3歳への情緒豊かな成長期へと繋いでくれるのです。
《1歳児へのおもちゃ選びのポイント》
1歳代で歩けるようになり視野が広がると、能動的に世界と関わろうとしていきます。
自分がアクションを起こせば相手からリアクションが返ってくることが面白いのです。
降れば音が鳴る、ボールを落とせば転がっていく、さわると揺れる・・・などなど。
ただただ一方的に音が鳴っていたり、映像が流れているのではなく、何かお子様がアクションを起こせば面白いリアクションが返ってくるおもちゃを選んでみましょう。
そしてそれは複雑な仕組みではなくシンプルでOKです。お子様が繰り返し繰り返し何度もやりたくなるようなおもちゃで遊ぶことで、次を予測する力、記憶力、期待する気持ちを育んでいきます。
単純な繰り返しの遊びに大人はすぐに飽きてくるかもしれませんが、子どもにとってはこの繰り返しの作業がとても重要です。最初は上手にできなくても繰り返すことで失敗を成功に変え、さらに繰り返すことで成熟していきます。そして、新しい次の知的好奇心を沸き立たせてくれるのです。
~まとめのポイント~
・アクションを起こせば面白いリアクションが返ってくるおもちゃ。
・何度も繰り返し同じ遊びを楽しめるおもちゃ。
おもちゃコンサルタント たむらあゆみ