【元保育士ママが実際に使った木のおもちゃ10選】2024年クリスマスに絶対後悔しない知育玩具はこれ!
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4歳になったばかりの息子。
転んだり、何か悔しいことがあったりすると泣きながら必ず言う言葉‥それが「ママ抱っこー!!」です(笑)
人見知り、場所見知りが激しく、いつでもどこでもママ抱っこ。
3歳を過ぎる頃までは、公民館や公園などでもお友達と遊ぶよりもママと遊びたい‥そんな息子でした。
それが、2歳半頃に私たちが実家に帰ることになり母との同居生活が始まると、少しずつ「ばぁばっこ」になっていきます。
母には敵わない
私の父はすでに他界しているので、母は祖父代わりにもなってくれています。
「こんなに孫を怒ることになるとは思わなかった。静かな老後を過ごすはずだったのに‥」と母は言います(笑)
確かに、同居が始まった2歳半頃といえば話せる言葉も増え、良いも悪いも知恵が付いてくる時期。
それに加え、息子は力も強いので母を押し倒そうとすることもしばしば。
「なんしようとねー!!(何してるの!!)」が私と母の口癖です(汗)
私が怒ると母に、母が怒ると私に、ふたりが怒ると私の兄に、といつもどこかに助けを求める息子(笑)
全く反省の色が見られず‥。
でもそれも、息子が自分を出せるようになった証拠だと母は言います。
そんな母の寛容さに私は頭が上がりません。
真剣に向き合うということ。
同居から半年程経ち息子も3歳に。
この頃から私も仕事に出るようになりました。
あまりにも母子べったりなので、母が「3歳になったし、そろそろ外に出てもいいんじゃない?大丈夫よ。」と私の背中を押してくれました。
もともと私は家にいるよりも外に出る方が多かったこともあり、母は私のことも考えてくれたのだと思います。
それに本当に息子が私から離れないので、息子の為にも私の為にも、そうするのが良いと。
ただ、息子とふたりで外に出る自信はない、もし車道に飛び出したり、見えないところに走って行ったりすると自分は間に合わない、責任が取れないと母は言います。
なので、家の中でもできる遊びを色々考えてくれたり、庭に専用の小さな砂場を作ってくれたり‥自分ができることには労力を惜しまない母でした。
そんな母の気持ちを息子は感じ取り、ばぁば大好き!になっていったのでしょう。
自分にどれだけの真心を持って接してくれているか、真剣に向き合ってくれているか、子どもは敏感に感じ取るのだろうなと私は痛感しました。
私は息子と真剣に向き合っているのかなと考えさせられる日々です。
母へ‥ありがとう。これからもよろしくお願いします。
同居して約1年半。
最初は私以外には心を開かなかった息子も、今では誰にでも挨拶をするような元気いっぱい、いや、元気過ぎる子に育っています(笑)
少しずつ、でも着実に息子との距離を縮めてくれた母のおかげだと私は思っています。
今では母と息子だけで外に出て、私の仕事帰りにお迎えお散歩に来てくれるようになりました⭐︎
何かあった時の「ママ抱っこー!!」は相変わらずですが、「ママじゃない!ばぁば!!」ということも増え、ちょっぴり淋しさを覚えている私です(笑)
思いがけず息子との時間が増えた今年の春。
それは母と息子の時間が増えたことでもありました。
いつも本当にありがとう。そしてこれからも末永く宜しくお願いします。
ライター とこしまゆき