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エデュテ子育て学-その7 苦手を得意にすることの難しさ

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エデュテ子育て学-その7 苦手を得意にすることの難しさ

「苦手なことを克服しなさい。」
これ親は簡単にいっちゃうけど、なかなか難しいんですよね。

 

なぜか?

それは脳の機能に裏付けられています。

人の得手不得手は脳内の神経細胞のつながり(シナプス)によって決まります。
たとえば 「トマトが嫌い」って子供がいるとしましょう。
その子の脳のどこかに、トマトを見た瞬間に、嫌いなものと認識するシナプスのつながりができています。
このトマト嫌いのシナプスのつながり方を変えない限り、克服することはできません。

じゃあどうするか?

 

 

極端にいうと、トマトをおいしいとおもって
21日間毎食、食べ続けてください。

そうすると、トマトって意外とおいしいかも、と感じる新しいシナプスのつながりが形成され始めます。

でもこれ、実際想像してみてください。
嫌いなものを21日間毎食食べ続ける、なかなか厳しいですよね。
不得手を得手にするのはとても大変なことなのです。

 

ではどうすればよいか?

エデュテ子育て学-その7 苦手を得意にすることの難しさ

 

①どうしても不得手であってこまることは小さいころに直す
↑人の脳は大人になってからシナプスのつながりを変えるのがむずかしい。
ようにてきています。できれば10歳前までに苦手は克服した方がいいです。

 

 

②不得意なことよりも得意なことをのばしてやる
↑これも人の脳の習性ですが、苦手なことよりも得意なことの方が能力を伸ばすことができます。

何が得かを幼少期に親がみつけてやってそこを一生懸命伸ばしてやる そんな子育てが大切です。